MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)は、インド南部カルナタカ地方の伝統技術を用いたハンドメイドおもちゃのブランドです。
職人の手で一つ一つ丁寧に作られるおもちゃには、子どもにも地球にも、作り手にも優しいこだわりがありました。
色とりどりのカラーは、インディゴやターメリックなど全て植物やミネラルなどの天然素材から抽出したもの。つやつやに光輝く仕上がりは、ニスなどではなく松の葉で職人が磨きあげた証拠です。大切な赤ちゃんや子どもが遊ぶものだから、安心出来る素材選びにこだわっています。
もともと、児童労働廃止を求めるNPOであったMAYA ORGANIC(マヤオーガニック)。
問題の根本解決のために親の職業支援としてこのブランドがはじまりました。
持続可能なブランドにしていくため、職人の賃金や社会的地位の確立が必要となるため、労働に対する正当な対価を保証するフェアトレードによってその発展をサポートします。
MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)で使用している技術は、ロクロをまわしながら木を削り、成形していく伝統技術です。色付けやその後の磨きもロクロをまわしながら行われ、日々その技術を磨いていきます。
MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)で使用する木材は、南インドに広く生育するハレという種です。成長が早く、化学肥料などを必要とすることなく育ちます。木目が細かく、適度の固さを持ち合わせているのでロクロでの加工や色付けがしやすい素材です。
もともとNPOだった団体は、問題解決のために親に職業訓練をはじめました。玩具・家具・アパレルという3つの柱で地域の貧困問題に取り組んでいます。
インドのカルナタカにあるおもちゃの工場では、現在約60人の職人が日々製品作りに励んでいます。
児童労働を根本から改善するために立ち上げられたMAYA ORGANIC(マヤオーガニック)ですが、その取り組みはいま実を結びはじめています。
活動エリアでは、MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)に関わる者の収入は3倍となり、その子どもたちは労働から解放され、学校に通えるようになっています。
今度はこの活動をインド全体へと広げ、将来的には海外での活動も検討しています。
MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)は、1989年に児童労働に反対するNGOとしてフェアトレードを社会に確立させるため、インド南部カルナタカ地方に設立されました。児童労働の根絶を目的に活動し、貧困層の子供たちが就学出来るよう様々な支援を行ってきました。そして今ではより根源的な貧困問題を解決すべく、親に職業訓練をし技術を習得させ、生産やデザイン、マーケティング、流通を支援しています。
木を削り出し色づけされ、最後の磨き上げに至るまで、職人が轆轤(ロクロ)を使って全行程をハンドメイドで行っています。こうして伝統工芸は途絶える事なく継承され、職人が地方に根付いた高い技術を受け継ぎ、地元の資源を無理なく使う事により、MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)と共に働く人々の収入は安定しました。そして子供たちは笑顔で学校に行けるようになっているのです。貧困で苦しむ世界の地域にフェアトレードを確立したいと考えているのが、MAYA ORGANIC(マヤオーガニック)なのです。