モロッコの古都、フェズに暮らす大家族の物語を書いたファティマ・メルニーシーの著書「ハーレムの少女・ファティマ」。
主人公の少女が、南の明るい土地で採れる、髪と肌を美しくしてくれるオイルを憧れを込めて語るシーンがあります。
モロッコ南西部の非常に乾燥したわずかな地域でのみ群生している、アルガンの木から採れる幻のオイルが、少女が憧れたそれでした。
アルガン・オイルは、老化の原因と考えられている過酸化脂質の生成を妨げるビタミンEや肌を引き締め、生き生きとさせてくれるポルフェノール、ニキビを抑制するといわれているステロール類など、天然の有効成分が数多く含まれています。
今、このアルガン・オイルは、長くアルガン・オイルの研究をしてきた女性を中心に、コーポラティブ・アマル(ベルベル語で希望)、コーポラティブ・アディーグ(ベルベル語で花)など、女性たちの就労の機会を与える、女性の自立を目指した共同組合が設立され、これらのグループによって質の高いオイルが生産されています。
アルガン・オイルを作るのは、大変な労力のかかる作業です。
しっかり乾燥させたアルガンの木の実の果肉の部分を取り、その中の種を取り出し、石で割って胚の部分を取り出します。
殻は固く、熟練を要する手作業なので、1日働いても、2kgの胚を取り出すのが精一杯だそうです。
そうやって取り出された胚から、ようやく搾油されます。
残された部分も、無駄になる部分はまったくありません。
胚を包む殻は、かまどの焚き付けに、乾いた果肉と絞りかすは、家畜の餌にされます。
こうして出来上がったこの素晴らしいオイルをベースに、使いやすいようにナイアードの方たちが作り出されたのが「アルガン・クリーム」です。
使用感を持続させるため、甘酸っぱい香りのするラムヤイというフルーツの花を蜜源にする蜜蜂のミツロウだけを加えました。
器にはタイの青磁器セラドンのような小さな美しいクラックに、アールデコのモダンな懐かしさの陶器。
アルガンクリームの良さを表現するために、大変苦労されたそうです。
もちろん、すべてがオーガニック。
男性にも、リップクリーム、ハンドクリームに最適です。
女性は、いわずもがなこれを使って少女の肌を取り戻してください。
内容量 | 8ml/50ml |
素材 | アルガンの木の実のオイル(80%)・「ラムヤイ」の花から集めたミツロウ (20%) |
原産国 | タイ |
8mlの袋 | ヘンプ手織り布 |
箱有無 | 8ml:無/50ml:有 |
自然素材を対象とした商品開発にとりくむ会社です。
元々がアジアや南米などを扱う旅行会社だったため、旅としてモロッコに足を運ぶ中で、閉鎖的な社会に根付いた、その地域特有の素材を生かしたスキンケアやヘアケアがあることを知り、それらの背景のある商品を日本に紹介しようとされたのが始まりでした。
小規模な伝統的なものを大切にし、ネパールのパーマカルチャー農場生まれの蜜蝋リップクリーム、新鮮なオリーブオイルで手作りする石鹸など、心にも身体にも環境にも優しい自然な生活のためのものたちを、世界中を旅してみつけ、現地の人々と共同で、企画・生産し”生活をデザインする力”を提案し続けています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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