なんだろう。
振ってみると音がする。
長方形の木の小物。丸いふたのようなものに、その対の面にある小さな丸い穴。
小さな丸い穴から見える6色の柄。
直感に任せ、小さな丸い穴に親指を押し当ててみれば、ころんとフタがとれて小さな三角形の木片が出てきた。
徳島の田んぼのど真ん中。
自分たちがいいなと思うものを自分たちで作って売っているテーブル工房KiKiはあります。
かりん、神代ニレ、黒檀、けやき、メープル、タガヤ。
はじめて聞くものもある、いくつもの天然木の種類。
そんな天然木の一枚板から、テーブルを中心とした木製家具をひとつひとつ手作業で作っています。
小さな三角形の木片は、そんなテーブルと一緒に生まれたもの。
加工時に残った端材は、大きさのあるものは他でも使えますが、小さな端材は暖炉で焼却することになります。
居所のないその小さな端材たちを、可愛らしくて凛とした箸置きに変えたのが、生活用品、家具、建築にいたる生活に関わる全てのデザインを手掛ける小泉誠さん。
小さな穴から見えた6色の柄は、それぞれの箸置きの色。
小さな三角形の箸置きは、塗装をすることなく、ヤスリとオイルで仕上げます。
それぞれの天然木の色は、私はこれ、僕はこれと自分用の箸置きを選ぶ楽しさに。
それから、あのユニークなケースは、収納に困る小さな箸置きをシンプル収めてくれます。
そのまま、ダイニングテーブルに置いておけば、箸置きは忘れられることはないでしょう。
ROCCOのある丁寧な食卓づくりは、どこか華やかで優しい感じのする美しい日常をもたらしてくれると思います。
1960年東京生まれ。デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事した後、1990年コイズミスタジオ設立します。自身が様々な作品を生み出していく一方で、JCDデザイン賞委員長やグッドデザイン賞審査委員、KOKUYO DESIGN AWARD審査員なども務めています。箸置きから建築まで、生活に関わる全てのデザインを手掛けるデザイナーとして注目されます。また、2003年にはデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開き、リアルなデザイン活動を展開しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
ROCCO(ロッコ)
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
|
¥3,630(税込) |
✕
|
販売終了 |
カートに追加されました
¥3,300(税込)
¥2,926(税込)