きっちり、がっしりと編み目の隙間が小さく、丈夫そうな鈴竹の小ざる。おすすめの使い方は、米研ぎざるや、水切りカゴ、野菜の洗いかご、保管用に。
米研ぎざるは、江戸時代の始めから使われ始めた台所道具で、使い勝手のいいように、工夫が重ねられて今も各地で作り続けられています。
素材の鈴竹は、丈夫であり、水切れがよく衛生的で、 使用後必ずしっかりと乾かしておくことで、20年でも30年でも長く使うことができます。丈夫な竹を編み上げ、水分を含んだ重みのある米用にと、さらに力竹を十文字に入れてありさらに強度を高めています。
米研ぎざるというと、昔ながらの台所道具のイメージで、馴染みがないかもしれませんが、一度使ってみるとその水切れの良さを感じます。竹の一番丈夫でつるつるした表皮を内側にして編み込んでありますので、水はじきが良く水仕事に適した作りになっています。また、細かく丁寧に編み込まれてあり、お米や食材のみならず、手も傷つけにくいのが、この鈴竹のざるの特徴です。深さがありますので、お米以外にも麺類や野菜の洗いかご、水切りかごとしても重宝する形。
素材の鈴竹は、竹を四つ割りにして竹ひごにしたものを、ざるの底面から円をかくように編んでいきます。これには、熟練の職人の技術が必要で、各地域で限りある人の手で作られているのが実情です。
日常にプラスチック製品が多く出回り、こうした天然素材の昔からの道具を求める方がほとんどいなくなっています。
それでも、こうした道具が今も作られるのには、使い心地の良さやプラスチック製品にはない手仕事の温もりを感じるからなのだと思います。
毎日使うものだから、今日よりもより愛着が湧くものに育てながら日々道具と一緒に暮らすというのも、なんだか一日一日時間を大切にできそうです。
世界にはさまざまな各国さまざまな自然素材で竹の製品が作られ、愛用されてきました。その中でも日本はちょっと特別で、日用品の竹かごだけでなく、美術工芸品としても発達してきました。歴史を掘り起こせば、千利休の時代から、茶道の世界で花かごとして竹かごは使われています。
日本ならではの繊細な手仕事が生み出した竹の工芸品と暮らしの日用品の竹かご、どちらも人々の丁寧なものづくりの精神が反映され、現代でもその美しい仕事に私たちが感動させられます。
日本の長い歴史の中で生まれた生活の知恵がつまった手工芸、同じ日本でも地域によって暮らし方が少し異なり、作られた道具も少し異なります。そこに共通しているのは、日本人の真面目なものづくりの心と技術があるということです。
プラスチック製品にない使い続ける楽しみがある竹素材で愛着をもったモノとの暮らしも見直してみても良いかもしれません。
※作り手の減少により、安定した供給が出来なくなっておりますため、こちらの商品は販売を終了しております。何卒ご了承くださいませ。
サイズ | 直径24×高さ13(cm) |
重量 | 約149g |
生産地 | 山梨 |
素材 | 鈴竹 |
「ずっと愛着をもって使い続けられるモノと出会いたい」「出会ったときの嬉しさを共有したい」。ZUTTOは、そんな思いからはじまったセレクトショップです。
スタッフが長年愛用しているモノ。いろいろな方に愛されてきたモノ。実際に使ってみて本当に自信を持っておすすめできるモノ。そして、環境にやさしく、安心な素材。手に取れば分かる、作りの丁寧さ。そして、ずっとそばにおきたいと思える美しいデザイン。
愛着をもってずっと使い続けられるモノに出会えた時は、嬉しさもひとしおです。セレクトショップとして日本に伝わる道具たちもご紹介します。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
鈴竹 小ざる(八寸) 期間限定、送料無料キャンペーン中! |
¥6,050(税込) |
✕
|
販売終了 |
カートに追加されました
¥10,120〜(税込)
¥8,800(税込)
¥14,300(税込)
¥9,350〜(税込)
¥11,550〜(税込)
¥17,600〜(税込)
¥6,820(税込)
¥13,200(税込)
¥9,900(税込)
¥17,600(税込)
¥8,250(税込)
¥12,832(税込)
¥4,620(税込)
¥8,800(税込)
¥16,500(税込)
¥20,900(税込)
¥3,355〜(税込)
¥14,300(税込)
¥5,720(税込)