ずっと使いたいモノ、置いてます。

荒い扱いにも耐えるレザー

片手に収まるサイズ感の本革三つ折り財布。無駄のないシンプルなデザインは、長く使いたい財布を想像した時に思い浮かぶ形そのものです。一見華美に飾らない財布に見えますが、開くとクラシカルなブランドロゴが見えたりとディテールの端々にデザインへのこだわりが見えるのが粋です。

味へ変わるサドルレザー

開閉は二つのスナップボタン。大きく開いて硬貨を選びやすいコインケースに、取り出しやすいカードポケットと、使いやすさに余念のない本革三つ折り財布。使用したのはローマ時代から続くイギリスのタンナー、J＆FJ Baker社製のサドルレザーで、150年以上の歴史をもち、英国貴族の馬のサドルを作るために開発された堅牢な革です。

激しい動きや荒い扱いにも耐えられるよう、蝋なめしというがっちり蝋ワックスの効いた独特のなめし製法で作られています。革をなめす工程には特に長い時間をかけ、その期間は1枚の革でなんと1年半。じっくりと手間暇をかけた作業とたっぷりの愛情を込めて仕上げられた大変貴重なレザーは、厚みは今では大変珍しい約6mmの厚さを誇ります。ぷっくりとどこか素朴さが残り、息遣いも感じられるサドルレザーは、厚く頑丈、蝋と脂分をたっぷりと含む希少価値の高い高級皮革です。厚みのある分、素材本来の傷やシワなども目立ちますが、それこそが温もりのある手作業で作られた本革の証。堅牢なサドルレザーだからこそ、たくさん荷物の入ったカバンに入れたり、ジーンズのポケットに入れて出かけたりとラフな使い方にも耐え、長く愛用して一緒に生きていきたいと思えるレザー好きにはたまらない一品です。

一生モノの革製品

ART BROWN（アートブラウン）は、1974年、日本でジーンズが徐々に定着しつつも、それに合うベルトがまだ無かった時代、ジーンズに合う堅牢なベルトを作る工房としてスタートしています。創業から革製品全般の生産ノウハウを積み上げ、素材・デザイン、製法の全てを厳選し、10年20年と使い続ける事が出来るものを生産してきた中で、お客様と直接向き合いたいという思いから、お店立ち上げと同時に自社ブランドART BROWN（アートブラウン）を設立。

現在、ベルトづくりで45年の工房は世界各地から良質なレザーを探し、各国の有名タンナーのレザーを取り扱います。品質が良く、多くの著名ブランドの製品を手がけている実績のある工房で、その製造技術や品質の特性、こだわりは、挙げきれないほど。
例えば、革素材。イギリスのJ＆FJ Baker社製のサドルレザー、アメリカのホーウィン社のクロムエクセルレザー、ヌメ革の王様とも呼ばれているイタリアのワラピエ社のブッテロ、また、プレターニュ社のセルバッジョは日本でアートブラウンのみ取り扱っているという専業メーカーならではの豊富なバリエーションです。その調達網と、20工程を経て厚くて頑強な部位を材料とします。また、優れた技術のタンナーによって伝統的なタンニンなめし製法で行われ、製品は、日本の丁寧な手仕事で仕上がります。

使い手と向き合う

また、ART BROWN（アートブラウン）は、「機械的な大量生産ではない、使えば使うほど味わいの出るモノ作り」をコンセプトに、植物性のなめし、天然染料等のタンニンレザーにこだわり、国内製造で、専門ブランド、手仕事で作られるゆえに、使い続けて困った時には、修理も可能という安心も使う人にとっての安心を第一に考えた嬉しいサポートです。

大切に使えば使うほど、革の表情が変わり、たとえ傷がついたとしてもそのまま使えば傷さえも製品の風景となるART BROWN（アートブラウン）の製品。シンプルなデザインとレザーの味わいが男性・女性のかっこよさを引き立てる本革三つ折り財布。「毎日使ってあげること」がお手入れの一つでもあるレザーですので、一緒にエイジングを楽しむひとときを贈るという意味でもプレゼントにぴったりです。大切な人への誕生日プレゼント、人生の節目の贈り物、クリスマスプレゼントなど、ギフトを選ぶ機会の選択肢となる本革三つ折り財布です。