ずっと使いたいモノ、置いてます。

ZUTTO別注・フワフワモヘアのカーディガン

定番で長く使える形に、今の自分に寄り添ってくれる色。YONETOMI NEW BASIC（ヨネトミニューベーシック）のシャギーモヘアカーディガンはブランドの人気アイテムですが、この絶妙なフワフワ感をさらに楽しめるように深々と降る雪のようなパールグレイのカーディガンを別注させていただきました。

モヘアのカーディガンときくと、心配になるのが毛玉問題。手に取ると分かるのですが、これぞ日本のニットと感じるような、細やかで繊細な目の上にパウダースノウのようなモヘアを感じます。毛足が長くないので、使ってすぐに毛流れが悪くなったり、毛玉が出来てしまうという様子はありません。もちろんお直しの相談も可能で、長く愛用することができるもの。

シャギーモヘアカーディガン 別注PEARL GREYは、暗くなりがちな秋冬のお洋服に合わせやすく、尚且つコートのインナーになるようなニュアンスカラーを選びました。白シャツやブラックのパンツ、グレーのタートルネックやカラーボトムスと合わせても素敵です。男女兼用で使えるようなワンサイズ展開で、女性だと大きめにバサっと羽織ってライトアウターのように使っていただけます。ユニセックスサイズなので、もちろん男性にもお選びいただけます。

▽YONETOMI NEW BASICにぴったりのMacon&Lesquoyのワッペンを揃えました。よみものはこちら。
>>ブローチで自分色にカスタマイズして。YONETOMI NEW BASICのニットが ZUTTO別注色で登場しました。

製法と素材が生み出す軽快な着心地と見た目

シャギーモヘアカーディガンはキッドモヘア糸を使用したニットカーディガン。モヘア特有の毛足の軽さが特徴で、空気を多く含むことで暖かい着心地です。全体的にゆとりのあるリラックスシルエットです。特殊な加工方法で、モヘアではありますがチクチクしにくく、柔らかな風合いに仕上げています。

着丈は160cm前後の女性が羽織ってお尻まですっぽり隠れるようなサイズ感。肌寒い日のアウターとしても、コートの下のライナーとしても使っていただけます。

ニットの産地、山形から

山形県⼭辺町は、農家の多くが蚕を飼っていたこと、政府が農村の副業に羊の飼育を奨励したことによって、各家庭で糸を紡ぐなどして生計を立てていたことから繊維産業が発展した地域。一時期は数多くのニットメーカーが存在していましたが、海外での生産が増え工場の数は減っていったのだそう。そうした中、高度なニットテキスタイルの開発技術などを研ぎ澄ませながらセーターを編みつづけてきたのが、1952年創業の米富繊維株式会社です。

素材開発から商品開発、量産に至るまで山辺町の自社ファクトリーにて一貫して行っており、新しい素材があると聞けば先駆けて取り入れ、新しい製品づくりに積極的に励み、良いモノを、良い環境の下で楽しく明るく産み出したいとの思いから、編み立てコンピューターの1号機を導入し、日々様々なテキスタイルを開発してきました。全自動横編機が計43台と、日本一、世界でも有数のローゲージに特化した生産体制を誇ります。

創業者は「ニットは夏に着れない」という定説を覆すために試行錯誤を繰り返すこと2年、生み出したサマーセーターの製法を産地内で潔く公開したそうで、それまでのセーターと⾔えば秋・冬に限られ、操業も半年間だけであったメリヤス産業が年間を通して操業が可能となるなど大きな変革をもたらしのだそう。現在も、歴史と伝統にあぐらをかくことなく、表現方法を模索し続けています。そんなメーカーが、長年に渡って蓄積されてきた開発技術を駆使し、ベーシックを追求するニットプロジェクトがYONETOMI NEW BASIC（ヨネトミニューベーシック）。「ありふれたもののなかからどこにもない個性を編み出すこと」を目指し、ファクトリーだからこそ可能な気の利いたディテールやさり気ないアレンジを加えた、「新しい日常」に寄り添うベーシックを生み出しています。