どこか懐かしい、日本の良き時代を感じさせる佇まい。ウォールナットを使用した重厚感のある八角形のフレームは、洋室にも和室にも合う非常にバランスのとれた時計です。日本のモダンクロックデザインの遺産とも言える逸品。
文字盤は視認性が高く、子供からお年寄りまでどの年代の方でもすぐに時間がわかるので、いつの間にかご家庭内の中心的存在になることでしょう。
渡辺力氏はドイツの建築家・都市計画家ブルーノ・タウトが指導していた群馬県工芸所などを経て、1949年に渡辺力デザイン事務所を設立しました。日本の社会にまだ「デザイン」という言葉が一般的でなかった戦後間もない頃から活躍し、柳宗理氏や長大作氏らと共にジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの基礎を築いたと言われる人物です。
渡辺氏がかつて影響を受けたものには、素晴らしい時計が幾つかあります。その中で、すでに生産を終え忘れ去られてしまったものに光を当て、氏のディレクションのもと素材やバランスを見直してリデザインされたものがこの八角形の時計です。
クロックデザインキャリアの初期の頃に、熟練の木工職人と組んで世に送り出した特注時計をモチーフにした傑作品。風格漂う木枠とシンプルな文字盤の対比、その絶妙なバランス感覚は氏のデザインの真骨頂とも言われています。
末広がりで縁起物でもある八角のデザインは、ご結婚や新築、新生活に向けたお祝いなどにも最適です。
サイズ | 幅24.6×高さ24.6×奥行き48(cm) |
重量 | 約710g |
素材 | ウォールナット、ガラス |
生産国 | 日本 |
使用電池 | 単三電池1本使用 |
箱有無 | 有 |
1911年東京に生まれた渡辺氏。
東京高等工芸学校・木材工芸科を卒業し、母校にて助教授を勤めた後に、東京帝国大学(現東京大学)の林学科助手になりました。
戦後はフリーランス・デザイナーとなり、1951年に発表した「ひも椅子」で国内外から注目を集めます。
1957年には、代表作でもある「トリイスツール」などがミラノ・トリエンナーレでコンパッソドーロ賞を受賞。その他にも新制作協会展新建築賞、ミラノ・トリエンナーレ展金賞、通産大臣賞、毎日産業デザイン賞、グッドデザイン賞など、多数の賞を受賞しており、日本を代表するデザイナーの一人です。また旧東京ヒルトンホテルに始まり、10数のホテルを手がけた他、日本デザイン・コミッティー、JIDA、クラフトセンター・ジャパン、東京造形大学・室内建築科などの開設に深く関わりました。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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