仕事や家事の合間の休憩にお茶を淹れるひとときは、ただ単にお茶を飲むということだけでなく、香りや時間も楽しむ、忙しい合間にホッとひと息つける貴重な時間。手軽に飲めるペットボトルやティーパックのお茶もありますが、お湯を沸かしたりひと手間かけて、急須と湯呑みで飲むお茶はまた別の美味しさが感じられます。
蔵珍窯(ぞうほうがま)の利休鼡 茶呑セットは、緑がかった落ち着いたグレーに深く美しい赤を組み合わせた、シンプルながらモダンな印象の急須と湯呑みのセット。湯呑みの高台部分と、急須の蓋には金彩があしらわれ華やかさもプラスされています。「利休鼡」とは、急須のグレーを表した色名。茶人千利休が好んだと伝えられる、利休色と呼ばれる緑みがかった茶色に、鼠色を加えさびた味わいを表現されたとされており、お茶と相性の良い色なのです。和の食卓にも洋の食卓にもよく合い、落ち着いた中にも華やかさがある、目を引くような派手な絵付けはありませんがしっかりと存在感のある茶呑セットなのです。お茶の時間を大切にする方への贈り物や、結婚や引越しなどお祝いにも喜ばれます。
蔵珍の赤
蔵珍窯(ぞうほうがま)の器に用いられる美しく深みのある赤は、蔵珍(ぞうほう)の赤と呼び、それはとても貴重なベンガラから生まれています。
ベンガラをゆっくりと丁寧にすり続けること約3年(千日)、気の遠くなるような丁寧な下ごしらえを経て、ようやく完成した赤の絵の具が熟練した職人達の手により様々な文様になっていきます。焼成後は滑らかで落ち着いた深い赤色となります。そして、その年月をかけて生み出された赤色は、さらに使うことでより美しく鮮明な赤への育つという、時の流れも一緒に楽しめる、特別な赤なのです。全国各産地で「二十日摺り」「五十日摺り」「百日摺り」そして「千日摺り」という言葉があったくらい、すればするほど良い赤ができたと言われています。長い時間と大変な手間がかかるため今ではほとんど行われていない製法です。
用の美を満たし心を豊かにする食器
昭和45年に開業の蔵珍窯(ぞうほうがま)。人間国宝の師匠に学び修行時代を経て、開業から陶磁器のデザインで最高賞を受賞、重要文化財文化財の写しの製作を美術館より請け負うなど、センスと技術の高さが注目されています。その後、岐阜県神社庁御用窯に指定される信頼と安定ある製品づくりで今に至ります。
美濃焼は、九谷・京焼・有田焼・信楽・備前と比べると、1つの焼物のスタイルを持たないのが、美濃焼ですが、そんな中でも蔵珍窯(ぞうほうがま)は、一人でも多くの方と、食卓に小さな「しあわせ」を。という思いを「ものづくり」と絵付け、朱貫入などにこだわる窯元です。
それは、大量生産の安価なものでなく、高価な美術品でもない。日常に食卓で華やかで楽しい空間をつくる器を目指しているからです。食卓を彩り、豊かにさせてくれる蔵珍窯(ぞうほうがま)の器は、日々の暮らしの中にゆったりと流れる時間とそこから生まれる味わいと美しさを教えてくれるようです。こだわり抜いた朱の色と、暮らしにそっと彩りを添えてくれる絵柄をお楽しみください。
サイズ | 急須:幅約11×奥行き9.5×高さ7(cm) ※取っ手含まず、取っ手の高さ:約6.5(cm)
湯呑み:直径約7×高さ6.5(cm) |
重量 | 急須:約254g
湯呑み:約78g |
素材 | 陶器 |
生産国 | 日本 |
対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× |
箱有無 | 有 |
蔵珍窯(ぞうほうがま)は昭和45年に開業。人間国宝の師匠に学んできた修行時代を経て、開業から陶磁器のデザインで最高賞を受賞、重要文化財文化財の写しの製作を美術館より請け負うなど、センスと技術の高さが注目されています。その後、岐阜県神社庁御用窯に指定される信頼と安定ある製品づくりで今に至ります。
蔵珍窯(ぞうほうがま)を含む美濃焼は、岐阜県東美濃地方で生産される多種多様な焼き物を総称しますが、1300年の歴史があり、食器類の生産が全国シェアの約60%を占め、日本のやきものの代表と言えます。
どこの家庭にも当たり前に存在し、今も昔も日本の食卓に欠かせない器が美濃焼です。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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