ずっと使いたいモノ、置いてます。

柔らかさをプラス

資源節約の観点からマイボトル・マイタンブラーがじわじわと浸透し、コーヒーショップでは持参したら割引があるという嬉しいサービスを受けたりします。マイボトルは、店員さんに差し出すものなので、個性もあらわれますし、毎日使うようなものなので、慎重に選びたいものの一つです。
水筒を初めて買ったのは、幼稚園の遠足を迎える時にキャラクターものだったか好きなものをねだって買ってもらった記憶。お気に入りの水筒で飲んだお茶は格別だった気がします。自分にあった容量や重さ、見た目も好みのものを選ぶことで、いつもの飲み物が美味しくなり、愛着がわき、長く大事に使おうという気持ちが生まれるのはいくつになっても変わらなそうです。

味わいと捉える

MokuNeji（モクネジ）のステンレスボトルは、木製ねじ式フタがステンレスの無機質さを柔らかく優しい雰囲気に変えています。 異素材のコントラストが美しいだけでなく機能性も十分。
ボトル本体は、新潟県燕市の魔法瓶メーカー「SUS gallery」が作るもので保温・保冷機能が高い真空二重構造で、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま持ち運べます。また、ワンタッチ開閉が出来る中栓が付いているのも便利で、中身もしっかりと密封できます。

木地師が一つ一つ丁寧に轆轤（ろくろ）で挽いた木製のコップは、手ざわりも口当たりも優しく、プラスチックのコップで飲むのと一味違います。ケヤキ素材の経年変化で素敵に育つのも楽しみもあり、プラスチックやステンレス素材だけでは、使っていくうちの傷や凹みをマイナスに考えてしまいがちですが、ケヤキ素材の変化がプラスに捉えさせてくれる力があります。
子どものころに執着したものとまた異なり、大人になって愛着が湧くものは自分の暮らしに馴染み寄り添うものだと考えると、使い続けて経年変化するこのボトルは、愛用する楽しみがあるように感じます。

「SUS gallery」

SUS galleryは、ステンレス製魔法瓶等の真空容器を、国内での一貫生産にこだわり、高い信頼性と完成度を誇る金属加工製品を手掛ける製造メーカー。拠点を構える新潟県燕市は、古くは江戸初期から伝わる金属加工の町で、国内の金属洋食器の90％以上を生産している一大生産地です。新潟で作られるステンレスボトルと石川の漆器の産地山中の高い轆轤 (ろくろ) 技術を掛け合わせて生まれたMokuNeji（モクネジ）のステンレスボトルは、日本の各地の技術を連携させた素晴らしいものづくりです。

サイズは、容量270mlのMサイズと、360mlのLサイズの2種類です。一年を通して活躍してくれるステンレスボトルは、あると嬉しい日用品で、こだわりのあるものづくりは贈りものにもぴったりです。学校や職場へお弁当を持ってお仕事へ出かける方へ、スポーツする方へ、休日の散歩やアウトドアにお使いいただけますので、誕生日プレゼントなどにおすすめです。

「工芸」×「工業」の新しい可能性

ありそうでなかなか見かけることがなかった木素材のネジ構造。これまでは、天然素材ならではの伸縮や個体差があり、ただ削るだけではそのネジの構造は作ることが出来なかったそうです。 従来の木工クラフトでは、精緻な精度を保つことが出来なかったものを、山中漆器産地で培われてきた木工ろくろの高い技術と、精緻なネジ切りの技術を掛け合わせることで生まれたMokuNeji（モクネジ）。
長年受け継がれている技術と、現代の暮らし合う余分なものをそぎ落としたシンプルなデザインが融合したMokuNeji（モクネジ）の製品は、長く使うことで愛着が生まれる一つです。