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Japanese Re:design flower / Arrengement flower & plants

  • カーネーションボックス

    使用植物:カーネーション
    カラー:レッド/ピンク

    特徴
    斬新なデザインなので、花束ではない、新しい形のカーネーションの贈り方で、贈った相手を喜ばせるサプライズギフトになりそうです。ボックスのサイズは大小2種をご用意。
  • カーネーションシリンダー

    使用植物:カーネーション
    カラー:イエロー/オレンジ/レッド/ピンク/パープル

    特徴
    一輪のカーネーションもREN(レン)の手にかかればモダンなギフトになります。花の凛々しさが際立つガラスの花器がポイントです。
    切り花ですので、1週間ほどお楽しみ頂けます。
  • キューブ

    使用植物:シンビジューム
    カラー:イエロー・オレンジ系/ピンク・パープル系

    特徴
    花の美しさを再認識することが出来るジェルシリーズ。こちらのシンビジュームは蘭の一種で、花言葉は「気取らない心」「素朴」「熱心」。
    高貴な美しさを感じます。こちらも切り花ですので、1週間ほどお楽しみ頂けます。
  • ショート キャンドル付き

    使用植物:アランダ・モカラ
    カラー:イエロー・オレンジ系/ピンク・パープル系

    特徴
    まるでお花が浮かんでいるようにデザインされているのが特徴。ジェルが光に反射してキラキラ光り、キャンドルの炎とも相まって、幻想的な雰囲気を演出します。

REN(レン)が目指す、植物のリデザインによる普遍的な美しさの追求

REN(レン)が掲げる「植物のリデザイン」とは

植物は自然が生み出した究極のデザインであり、その存在自体がすでに完成されたデザインです。そのため、植物をアレンジ・デザインするということを考えたとき、それは「リデザイン」となるはず。
REN(レン)が目指すのは、日本オリジナルの「フラワーデザイン」。
素材を“活かす(生かす)”ことを理念とした日本の生け花の考え方と、装飾を目的とした西欧のフラワーアレンジメントの“移動性”や“ギフト性”を取り合わせたものです。

植物と器だけで100を目指すのではなく、それが置かれた空間全体で100を目指す。
そのため、過度な装飾はせず控え目ながらも適度な存在感を併せ持つ。
REN(レン)の植物は私たちにそういった印象を与えてくれます。

もともとすでに完成された植物というデザインだからこそ、そのリデザインに関しても作家の個性や主張、芸術性は排除し、普遍的な植物の姿を求めます。
REN(レン)はそれこそが野を離れた植物の在るべき姿であると考えているのです。

デザイナー 川原伸晃(カワハラノブアキ)氏に、REN(レン)のこだわりを聞きました。

デザイナー 川原伸晃
(カワハラ ノブアキ)

1919年創業の老舗いけばな素材専門店、「三田ハナモ」(東京生花株式会社)の4代目。
日本の生け花と、西欧のフラワーアレンジメント双方を学び、パークハイアット東京、グランドハイアット東京等、数々の一流ホテルで勤務、空間ディスプレイを学ぶ。
その後、東京生花株式会社の新プロジェクト発足と同時に同社へ入社。
素材と環境との調和を目的とした「日本オリジナルのフラワーデザイン」を提唱し続けています。

Q1.「日本オリジナルのフラワーデザイン」とはどのように生まれた考え方なのですか?

以前は日本の生け花を敬遠し、西欧のフラワーアレンジメントを崇拝していた時期もありました。自己表現としてのフラワーアレンジメントを目指し、アーティストを目指していたんです。 ですが、日本の生け花の先駆性に気が付いた時から、デザインとは活かす(生かす)こと、であると知ったのです。 西欧で華美なフラワーアレンジメントが主流となる400年以上も前に、日本では千利休がデザインの本質に気が付いていたんですよ。これってすごいことだな、と思うんです。そんな、植物を「活かす」という日本の生け花の要素と、フラワーアレンジメントの「ギフト性」を取り入れた、現代の生活にも合う植物を提案する新たなジャンルを作りたい、と思ったのです。

Q2.では、西欧のフラワーアレンジメントと違う点はどういうところでしょうか?

まず、自然に敬意を表し調和を目指している点です。フラワーアレンジメントのように植物を華美に見せるだけでは、植物に対して敬意の念を感じることは出来ません。そもそも、日本と西欧では自然に対する考え方が全く違うのです。日本では古くから自然は崇拝・尊敬の対象でした。自然に対していかに「身を守る」か、ではなくいかに生活に「取り込む」か、ということを考えていたのです。
自然に対するこの姿勢の違いは大きく、日本の生け花は「調和」を、西欧のフラワーアレンジメントは「装飾」を目的としていることに表れています。
REN(レン)では、生け花的思想を携え、現代の生活に溶け込むフラワーデザイン、「日本オリジナルのフラワーデザイン」を目指しています。

Q3.花器へのこだわりもお教え下さい。

REN(レン)では植物+花器+空間の全てがマッチし、100になるようにバランスを考えるので、植物を「活かす」ためには花器は極力シンプルでなくてはいけません。「シンプルさ」とはすなわち「自由さ」と考えているので、全体がシンプルであればあるほど置く空間の幅が広がり、使い手のニーズともマッチしやすくなります。花器の形、大きさ、色、質感全てが合わせる植物に影響を与えるので、花器へのこだわりも大きいですよ。

Q4.それでは、今後の夢をお聞かせ下さい。

まずは、フラワーアレンジ以外の様々なデザイン賞にチャレンジしてみたいと思います。植物でデザイン賞?と思われるかもしれませんが、植物を「(リ)デザイン」していることには、他と変わらないのですから。そういった賞をとることが出来たら、私が提唱している「植物のリデザイン」という考え方や「デザイン=活かすこと」という考え方に共感して下さる方々を増やすことが出来ると思っています。「日本オリジナルのフラワーデザイン」の確立を目指して頑張ります!

※その後、REN(レン)さんは宣言通り、2011年度グッドデザイン賞を受賞されました。お花屋さんとしては史上初のことで、REN(レン)さんの、お花をデザインするという新しい考えが受け入れられた証拠でもあります。

REN

REN

植物のリデザイン

1919年創業の老舗いけばな素材専門店、「三田ハナモ」(東京生花株式会社)のデザイン部門として、立ち上げられたREN(レン)。チーフデザイナーの川原伸晃さんは、「日本オリジナルのフラワーデザインの発信を目指しています」と断言します。
もともと、自然のままの姿でデザインが完成されている植物をデザインすることは、「植物のリデザイン」であるはず。自然に敬意を表し、素材を「活かす(生かす)」こと。これらを大前提とし、現代の装飾過多なフラワーアレンジメントに疑問を呈しています。
植物のみで100を目指すのではなく、その植物が置かれた空間全体で100を目指す。過度な装飾はせず控え目ながらも適度な存在感を併せ持つ。
REN(レン)の植物は私たちにそういった印象を与えてくれます。

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