ずっと使いたいモノ、置いてます。

毎日の相棒に

お弁当箱を買い替える時に、気になるポイントはどこでしょう。大人になると、手軽に作ったものや、前日の残り物を入れることも多いお弁当。持ち運びに気を遣わず、臭いやシミが付きにくいなど機能的な面も気になります。いっその事、見た目は気にせず開き直って適当なプラスチック容器に詰めることもありますが、本心はお気に入りのお弁当箱でランチを楽しみたいというものです。

憧れのお弁当箱というと、記憶の一つに祖父が使っていたアルミ製と思われるお弁当箱がありました。それは、余計な装飾がないシンプルな金色のお弁当箱で、気づいた頃にはすでに少し凹みがあったり傷が出来たりして年季が入ったものでしたが、幼い子どもが見てもなんだか特別にかっこよく、同じ中身もやけに美味しそうに見えました。使い続けて生まれる味わいを学んだのは祖父世代の持ち物なんではないかと思える記憶でもあります。戦中戦後の世代は、ものを大事にしてきた方々で、当たり前に生まれた経年変化で、その美徳は大量生産の時代が振り返らせたことだと改めて感じる記憶でもあります。

今もアルミのお弁当箱はありますが、凹みや傷がつきにくいステンレス素材で、おしゃれな雰囲気、女性が助かる機能を揃えたちょうど良さがあるのが、今回ご紹介するBlack+Blum（ブラックブルム）のランチボックスです。スタイリッシュなフォルムと、匂い移りやシミの心配もゼロ、密閉性の高い、大人になって持ちたいと思う機能を備え、それでいて、丈夫で長く使えるステンレスという点でも愛用したいお弁当箱のご紹介です。

機能性にも優れたデザイン

シンプルなデザインで、アクセントカラーのストラップが目を引くBlack+Blum（ブラックブルム）のステンレス スチール ランチボックス。実は日本のお弁当箱にインスパイアされて作成された見た目なんだとか。蓋についたバルブを使えば中を真空に近い状態に保つことができ、液漏れを防いでくれる機能的なデザインです。
お弁当に持って行くには少し心配なカレーやパスタなどの汁気があるものも難なく持ち運ぶことができますし、バッグの中で傾かないように気を使う心配もありません。スペースの無いバッグに縦向きに入れても心配ないため省スペースで、ランチバッグを別で持ち運ぶ必要もありません。

素材はプラスチックフリー（BPAフリー）で、抗菌性が高く丈夫なステンレススチールを使用。傷や凹みがついてもより個性が生まれて、わが子のような愛着が湧くデザインになっています。
オーブンや冷凍庫での使用も可能なため、お弁当箱だけでなく保存用容器としても活躍してくれます。作り置きを冷凍庫で冷やして翌日そのままお弁当箱を持っていくこともできますし、自宅で耐熱皿の代りとして使うことも可能です。

単なる密閉容器を作成するのではなく、年代・性別問わず使いたくなる機能美溢れるデザインに仕上げたのは、お弁当箱を用いて食を持ち運ぶこと自体に楽しさを感じてほしいというデザイナーの想いから。食の持ち運びと丈夫な素材、優れたデザインを通じてフードロスや廃棄物削減へのメッセージが込められています。

「食」に込められた想い

イギリスのノーサンブリア大学で工業デザインを学んでいた時に出会った、ダン・ブラックとマーティン・ブルムは、世の中が食への意識が高まっているいま、飲料や食事の持ち運びに焦点を当て、健康で豊かなライフスタイルの実現を目指したお弁当箱を作り始めます。
丈夫でサステナブルな素材を用い年代や性別を問わず使い続けられるデザインにこだわるのは、彼らが掲げる「Buy once by well（一度購入すればいい）」というスローガンのもと、食の持ち運びを通じてフードロスやその他廃棄物ゼロを目指すため。人体への安全性の観点からBPAフリーの素材選びにもこだわっています。

人々が使いたいと思うもの、所有することを誇りに思うものを作成することで、日常の製品をより良くすることを目指し、そして素晴らしいデザインと同様に持続可能性に情熱を傾ける。彼らは環境保護と豊かな生活の実現のため「食」を通じて自分たちの役割を果たそうとしています。

お弁当を持ち歩く習慣のある社会人や学生の方へ、新生活や誕生日のプレゼントとしてもおすすめのBlack+Blum（ブラックブルム）のランチボックスです。