心が穏やかになる美しい色が魅力の、津軽びいどろの「七里長浜」シリーズ。七里長浜とは、青森の美しい自然のなかに七里(約28km)も続く長い長い砂浜のことで、この深みのある緑色は、七里長浜の砂を加えることで生み出された色なのだそう。一度は絶版になったものの、伝統的な宙吹きという技法を次の世代に引き継いでもらいたいという職人の想いによって復刻したシリーズで、青森でしか作れない色と姿をもつ工芸品なのです。
津軽びいどろの「はじまりの色」
今では100以上の色を操る津軽びいどろですが、そのはじまりは、ひとりの職人がたまたま七里長浜の砂を原料に加えたことがきっかけでした。砂を加えたことで無色透明なガラスが、偶然にも深みのある美しい緑へと色づいたのだそう。どこか懐かしさを感じるこの色ととろんとしたフォルムからは、手仕事のぬくもりも感じられます。
横長の安定感のあるしっかりとしたサイズの花器ですが、口がすぼまった形なので生けたお花がだらんと広がることもなく、使いやすい形。奥行きがないので、棚の上など幅の狭い場所にも置きやすいデザインです。草花との相性も良い色なので、季節の花はもちろん、グリーンを挿すだけでも様になります。窓からの光を集めて、机や壁に投影される色もまた美しい「七里長浜」シリーズの花器。木箱入りなので、大切な方への贈り物にもお選びください。
温かみのあるガラス
1949年、メーカーである北洋硝子が漁業用の浮玉(うきだま)を製造し始めたのが、津軽びいどろの原点です。北洋硝子が吹き上げる浮玉は、他に比べ丈夫であるという確かな品質の評価を得て、1973年には国内トップの生産高を誇りました。その後、長年の浮玉製造で培った「宙吹き」等の技法を用い、青森の自然をイメージさせるハンドメイドガラスの創作に取り組んだ結果、1977年に津軽びいどろが生まれました。「宙吹き」とは、溶かしたガラスを吹き棹に付け、反対側から息を吹き込んで形を整えていく技法です。自由自在な成型が可能な分、職人の腕が試される技法でもあります。
津軽びいどろのもう一つの特徴は、その艶やかな色合い。青森の自然を連想させる優美な色は、職人たちの手によって一つ一つ調合されています。新しい技法に対してたゆまぬ努力を続ける職人たちが作る津軽びいどろは、青森の伝統工芸品として指定を受けています。華やかさもありながら、どこか素朴な存在感のあるガラス製品。いつまでも眺めていたい美しさと暮らしに馴染むさりげなさが光ります。
サイズ | 幅約20×奥行き約11×高さ約18(cm) |
重量 | 約1364g |
素材 | ガラス |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
1949年、メーカーである北洋硝子が漁業用の浮玉(うきだま)を製造し始めたのが、津軽びいどろの原点です。北洋硝子が吹き上げる浮玉は、他に比べ丈夫であるという確かな品質の評価を得て、浮玉製造で培った「宙吹き」等の技法を用い、ハンドメイドガラスブランド、津軽びいどろが生まれました。職人による熟練の技法と青森の自然を連想させる優美な色。青森の伝統工芸品として指定を受ける津軽びいどろのガラス製品には、いつまでも眺めていたい美しさと暮らしに馴染むさり気なさが共存しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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