ずっと使いたいモノ、置いてます。

作り手の温もりを感じる

少し不思議な響きの小さなコレクション「alale（アラレ）」が、フランス、ブルターニュ地方ヴァンヌより届きました。
alaleとは、Gallego Desporteを手掛けるVirgineとFabienによる新しい試みで、ヴァンヌのアトリエに眠るなんだか捨てられない生地を使い、過去に新たな価値を吹き込むプロジェクトのこと。

サイズ展開まですべての線がフリーハンドと定規から引くパターンメイキングで、様々な女性を美しく見せる独特なフォルムを実現し、工場で縫製完成した服を全てのアトリエで一つ一つ水洗いし、太陽の光の中で一着ずつ乾燥させるという手間暇かけた洋服づくりを行っています。

女性を美しく見せる独特なフォルム

alale（アラレ）のデニムリネンパンツは、ゆったりとした着心地のウエストはイージー仕様、腰回りにゆとりを持たせ、足首にかけテーパードを効かせたシルエットで、丈は少し短めに仕立てられています。ポイントは、ラインの美しさを邪魔しない左右のシームポケット。どんな体型の方が着ても美しく見せるフォルムにこだわり持って服作りを行うalale（アラレ）らしさのある縫製です。

また、一度洗いのかかったリネンのパンツは、自然な柔らかさと風合いが魅力的。着込むほどにくたっと身体に馴染むリネン生地には、自ずと愛着も湧くものです。また、ヴァンヌのアトリエに眠るストック生地を使ってつくられるalale（アラレ）の洋服たち。生地をじっと見つめていると、どこかで見たような懐かしさと、長年愛用してきたような風合いの良さを感じます。着こなしはさまざまで、オーバーブラウスと合わせたリラックス感のある装いも素敵ですし、きちんとした襟付きブラウスと合わせたガーリーなコーデもおすすめ。その日の気分に合わせて組み合わせをお楽しみください。

長く大切に着たいと思える服作り

1993年設立のフランスのファッションブランド、ギャレゴ・デスポートのデザイナー、Virginie GallegoとFabien Desportesが手がけるもう一つのブランド、alale（アラレ）。気に入ったものを長く使うのことが一番正しいサステナビリティだと考え、ヴァンヌのアトリエに捨てられずにしまってあった愛着を感じる生地で、ただのサスティナビリティとは一線を画した、人のぬくもりと体温を感じる洋服づくりを行います。また、alale（アラレ）というコレクション名は、2人の初めての子どもが言葉を話し始めた頃に、よく口にした言葉から名付けられています。意味は無くてもその音が、ワクワクし、また優しい気持ちになるとても個人的で、特別な響きをもたらす名前なのです。

生地には、ヨーロッパで調達する最高品質の天然繊維のストック生地を用い、染色には植物性のものを使うなど、無駄がなく自然に負担をかけないもの作りを行うalale（アラレ）。フランス生産にこだわる彼らは、地元ブルターニュの工場で縫製完成した服を全てのアトリエで一つ一つ水洗いし、太陽の光の中で一着ずつ乾燥させるという手間暇をかけ、柔らかな手触りと風合いを着始めから感じられる洋服が生み出しています。