ずっと使いたいモノ、置いてます。

夏でも上品に

おじさんが履くサンダルイメージだったグルカサンダルも、ここ数年ですっかり女性に定着しました。
その良さはというと、コーディネートを大人っぽく、上品に仕上げてくれるところ。

暑い夏は、蒸れずに涼しく開放的なサンダルがいいですが、ラフに見えすぎることもあって、スカートにパンツと洋服のバリエーションが多い女性は足元に何を履くか迷います。真夏に頑張って革靴を履いても重苦しく映ってしまうし、蒸れたくない。それを解消するグルカサンダルで、革靴を履く紳士も同じだったのかなと納得した方も多いのではないでしょうか。足を包み込むような編みのデザインでも通気もしっかりできて、ラフすぎず革靴に近い大人っぽいサンダルは、もちろんカジュアルなコーディネートにも相性抜群です。

chausser（ショセ）のグルカヒールサンダル BLACKは、歩きやすさでも定評のあるTRAVEL SHOESシリーズ初のサンダルタイプ。程よい4cmの高さのヒール部分は曲線を描いて、品良く女性らしい形がおじさん靴だったことを一切感じさせない雰囲気です。また、防水加工が施されたレザーに、雨の日も滑りにくいグリップ性の高いヴィブラムソールを使っているので、水を嫌うレザー素材ながらも、あらゆる時と場所で履いていくことができます。雨の日はもちろん、海辺や川辺などの水場にも気兼ねなく履けるところも魅力的な一足です。

上品さと頼もしさ

レザーシューズにもかかわらず水に強い理由は、革の加工にありました。染色時にフッ素樹脂を繊維にからませることで強度と防水性を増しながら、表面にも防水加工を施したソフトな革を使用。水を弾く一方で、空気は通し通気性を保つという性質を実現しています。

雨対策は、アッパーだけではなく足裏のソール部分にも。ソールは、数々のシューメーカーから厚い信頼を受けるソールメーカー、Vibram（ヴィブラム社）のものを使用。ヴィブラムソールは過酷な環境に耐える登山靴から発展したゴム素材のソールで、高い耐久性・グリップ性を誇ります。
また、アッパーを裏返しにした状態で底材と縫い合わせ、表側へひっくり返すという特殊な製法で作られているため、足を包み込むような柔らかい履き心地なのも特徴です。底材にはクッション材を入れることで、歩行時の衝撃を緩和できるような作りにもなっているので、まさに雨の日に、不慣れな土地への旅にぴったりなシューズなのです。

グルカヒールサンダル BLACKは、天候に左右されることなくお気に入りの洋服と合わせられる1足。雨の日も晴れの日も境目なく日常の装いに取り入れることのできる機能とデザインを兼ね備えています。ショセのグルカサンダルは、軽量で柔らかく、旅先にもぴったり。キャリーケースの中に何足か靴を持たずともこれ一足で幅広く活躍。移動中も心軽やかになりそうです。

目指すのは、「30年後も履きたい靴」

ブランドを立ち上げたのは、デザイナー兼オーナーである前田洋一氏。オーダーメイドの靴職人であった父親の影響を受け、幼い頃から靴作りへの憧れを持ち、早くから靴業界に身を置いていました。靴を人の手に届けるための様々な仕事を経て、企画に携わり靴作りを学びます。そうした数々の経験を経て生み出されたのが、シューズメーカーchausser（ショセ）です。ブランド名はフランス語で「履く」という意味。東京を拠点にして、現在世界7ヶ国で展開されています。30年後、古着屋さんでchausser（ショセ）の靴を見たときに、履きたいと思ってもらえるような、時代に関係のない普遍的な靴を作りたい。そして、手入れをすれば「30年履ける靴」を目指したい。そんな想いから、ずっと履きたくなる靴作りを目指しています。