ずっと使いたいモノ、置いてます。

他にはないおしゃれを印象付けるパープルチェック

秋冬の揃えておきたいアイテムリストの1つに、ONEIL OF DUBLIN（オニールオブダブリン）のキルトスカートがリストアップされている人も多いのではないでしょうか。色やデザイン、丈の長さや組み合わせ、生地自体の見た目まで豊富で、どれを選ぶかによってその人の好みやセンスを感じられるような気もします。

「流行り物」を追うのではなく、「形」「素材」「色」など、似合うものを自信を持って身に纏う、そんな自分らしいスタイルのある女性にはついつい憧れてしまいます。

秋冬の色によく似合う、パープル

少しずつ日が短くなってくると気持ちが落ち込んでしまいますが、色鮮やかなお洋服を選ぶだけでも気分が高まります。こちらのEASY KILT LONG (81cm)　KILLOSCULLYは、パープルをベースに鮮やかな色を取り入れた個性を出せるキルトスカート。可愛らしすぎると思われがちなチェック柄ですが、よく見る定番柄とは違って、大人の女性が手持ちの服に合わせやすい柄です。プリーツがストンと綺麗に落ちたロング丈は、ボリュームの出るトップス、セーターやコートと合わせても上手くまとまります。

ZUTTOではキルトスカートによく似合うアイテムをご紹介しています。
・コーディネートを気軽にチェンジできる、ニットベスト：エクストラファインウール ロングニットベスト
・タイツを履いても静電気が起きにくい、着丈約74.5cmのペチコート：60s チューインローン ペチコート

気高く、女性らしいキルトスカート

キルトスカートというと、一枚仕立ての生地をウエストベルトで留めてはく、アイルランドの伝統的なウエア。ベルトには使うたびに味わい深くなるレザーを。トップスをインしてもアウトにしても腰回りがもたつかないよう、ウエストゴムのないタイプを選びました。

また、ワンウェイプリーツを前面と背面両方に入れました。全体的に一色のチェックを使うこのキルトスカートは、合わせるお洋服によってはややのっぺりして見えてしまうこともあるのですが、プリーツが入ることでこれを回避。スカートのラインも美しく見えます。

一枚ではもちろん、本格的な寒さになって、コートの裾から見えるチェック柄が素敵です。着丈の長さのおかげで靴を選ばないのも特徴で、トラッドなローファーやレースアップシューズ、冬の定番ショートブーツやサイドゴアブーツにももちろん合いますし、スニーカーやバレエシューズも外しアイテムとしてもバランスが取りやすいです。

アイルランド最古のキルトメーカー

ONEIL OF DUBLINの代名詞、トラッドの定番とも言えるキルトスカート。18世紀頃までは大きな一枚のタータン柄のウール布から作られていましたが、当時はキルトといえば一足型のボトムスのことを指し、男性のものであったため、女性が着用することはありませんでした。そんな中、スコットランドやアイルランドの氏族が、このキルトを肩から掛けて、腰の後ろ部分をプリーツにたたみ、前身頃はプリーツを付けずに垂らして着ていたものを1980年頃からアーティストを中心にファッションの一部として取り入れられるようになり、現在へと至ります。そんなキルトスカートは今では冬のレディースファッションの定番として、どの世代にも愛される人気者となったのです。

老舗ブランドが伝統を守りながら、移りゆく時代の様々なニーズに合わせて作るキルトスカートは、冬のニットやカットソーに合わせやすく、丈や柄を変えて、何着も揃えたくなるアイテム。年齢を重ねても、着こなしを少しずつ変えて着続けられるキルトスカートは、冬のマイスタンダードとして持っておきたいアイテムです。