ずっと使いたいモノ、置いてます。

コンパクトな撥水バッグ

QWSTION独自の天然素材、バナナテックス（Bananatex）を使ったコンパクトなショルダーバッグ。お財布やスマートフォン、パスケースなど必要最低限のものは収納できるため普段使いしやすく、旅行時のように身軽に動きたいときも便利です。撥水加工がされていることから活用シーンは幅広く、その加工はPFCフリーで環境に配慮されたもの。いずれの部品にもプラスチックを使わず、QWSTIONの持続可能なものづくりへのこだわりが感じられます。

ジップを開くと2つの内ポケットが付いていて、持ち物を整理しやすい作りです。表面だけでなく、裏地にも天然撥水の蜜蝋コーティングが施されているため、水に濡れてしまうようなレジャーシーンもお使いいただけます。耐久性に優れたBananatexを使ったショルダーは長さ調節ができ、ショルダーの位置を変えることで、ショルダーバッグもしくはヒップバッグとしてお使いいただけます。ファスナーの引手にはワックス加工されたベジタブルタンニンレザーを採用。バッグ本体を含め、使うほどに味わいを増す素材なので表情の変化もお楽しみください。
※ショルダーの取り外しには多少力が必要です。動画を参考にお試しください。

ショルダーのつけ外し方法


こだわった画期的な天然素材

使い手にとっての問題解決を製品に反映させてきたブランドQWSTIONが、製品になる以前のものづくりの現場の問題解決を始め、持続可能な自然素材を自社生産しています。独自開発したのは、バナナ由来の繊維を原料にした世界初のテクニカル素材「バナナテックス（Bananatex）」。
バナナといっても、一般的に知られている食用バナナの木ではなく、同じ属性の「マニラ麻」と呼ばれる植物の樹皮を原料に。マニラ麻は、耐久性・耐水性もあり丈夫でやわらかくて軽いことも特徴です。キャンバス織りによって高密度な生地へと織り上げられた生地は、サラッとドライな肌触りで軽くて丈夫、抗菌性もあると言われています。また、生分解性がありリサイクルが可能であること、さらに生産時に科学薬品が用いられていないことも現代のもの選びで重視したい点です。
このようにバナナ繊維は、オーガニックコットンに匹敵するのではないかと、その持続性が注目されています。スーパー、コンビニとどこでも年中見かけるフルーツですが、実以外の茎や葉などの廃棄しないといけない部分は年間約10億トンもあるといいます。生育サイクルが早く生産量も多いため、その廃棄されるものを活用するということは、コットンのようにあえて栽培する必要がないという点でも、土壌問題や、水エネルギーを使わずにすむため注目されています。
世界の人口増加に対して、天然繊維の収穫量が減っていくと予想されている中で、QWSTIONが新たに取り組みを始めた「バナナテックス（Bananatex）」の製品です。

ニーズに応えるものづくり

2006年、スイスの都市チューリッヒの旧工業地帯で生まれたQWSTION（クエスション）。機能性を重視したスポーツバッグとエレガントなファッションバッグとのギャップを埋めるべくブランドがスタートしました。人々に選ばれるバッグとは、と機能性と構造の基準を研究し、自転車に乗っても、ビジネスミーティングでも使えるバッグの開発にたどり着きました。ブランドネーム、QWSTION（クエスション）の由来は使い手のニーズに対する「Question（疑問）」を「Solution（解決）」すること。何通りもの使い方のできるバッグで、使い手一人一人に見合った使い方を提案し、いつも手元に置いておきたい、良き相棒となるバッグづくりを行っています。

ブランド初期に作られたアイテムは、軍隊のパラシュート器具からインスパイアされたと言います。耐久性が高く長く使えるほか、独自に作られたストラップによりショルダータイプ、バッグパックタイプと変形できる多機能バッグなど、一つのアイテムを様々な形で応用できる幅を持つのが、QWSTION（クエスション）の魅力です。また、ベースとなる生地は、コットン、ウール、リネンといった自然素材を使用し、ベジタブルタンニンのなめし加工が施された革など、使うほどに素材の質感の変化を楽しめる仕様になっています。飽きの来ないベーシックなデザインと実用性、そして長く使い込める耐久性が評価され、QWSTION（クエスション）は、ドイツのGerman Design Award（ドイツデザインアワード）を受賞、スイスのDesign Preis Schweiz（スイスデザイン賞）にノミネートするなど、ヨーロッパをはじめとした世界中の国々で愛用されています。