ずっと使いたいモノ、置いてます。

歩くたびに揺れ、嬉しくなる

一枚で着て、羽織って、楽しみながら着るLight Linen×Botanical Dye カシュクールワンピース。植物の色を借りて染めたナチュラルなカラーリングはまさに自然を背景にした時に馴染む色味で、街で着れば存在感ともなり、コーディネートの主役にも引き立て役にもなる奥ゆかしさがあります。歩くたびに風に揺れて、お散歩もショッピングも楽しいワンピースです。

甘い後ろ姿

Light Linen×Botanical Dye カシュクールワンピースはふわっと軽い着心地。生地の軽さと耐久性を調節したリネンボイル生地、Light Linenは、細番手リネン糸を使用しており、柔らかさもありつつほどよいハリ感も感じられる生地です。背中にはたっぷりとギャザーが寄せられ、ドレッシーで甘めのシルエットのワンピース。上半分に付けられているボタンはいくつかあけて着ると肩周りの印象が変えられ、お好みで着ることができます。下半分にはボタンが付いていませんが、右前見頃の内側にボタンが一つついていて、前を交差させて留めることで一枚で着た時にも中が見えないよう工夫されており、羽織ったときの着やすさと両立しているデザインです。

一枚でワンピースとして着るのはもちろん、スカートやパンツとのレイヤードを楽しんだり、ボタンを開けてワンピースの上に羽織ったりとカシュクールワンピースの愛嬌を最大に生かした着こなしでお出かけをお楽しみください。

ボタニカルダイとは

ボタニカルダイとは、媒染剤は使わず、植物の花、葉、茎、樹皮、果皮、鉱物から特殊技術で作った染料を使用した染色方法です。染色の時にマイナスイオンを使用することで生まれる奥行きのある色調が特徴で、洗濯するたびに独特の風合いが楽しめるのもポイントです。生地には軽さと耐久性を調節したリネンボイル生地を使い、柔らかさと肌触りに優れた着心地になっています。

PINK BROWNに使ったのは、チョコレートコスモスの花。チョコレートにも似た香りを持つ真紅の色をした花びらの花ですが、染めてみると愛らしいピンクブラウンになっています。

NAVYには、ログウッドを使用しています。紫、赤、紺など、使う媒染剤によっていろいろな色を見せるログウッド染め。たくさんの色素を持つログウッドから、濃厚深い色味が美しいネイビーが現れています。

GREENは、アイビーの葉を使って染めています。観葉植物としても愛されているアイビーの色を借り、ほどよいくすみのグリーンの色味に染まっています。

見出されたコルトレイクリネン

2007年にスタートしたVlas Blomme（ヴラスブラム）。ブランド名は、ベルギー・フランダース地方の言葉であるフラマン語で「リネンの花」を意味しています。数世紀に渡りリネン産業の中心地として栄えてきたベルギー・Kortrijk（コルトレイク）のリネンを使用した、ナチュラルかつモードな服を展開し、良質なリネンを求めた末に出来上がった製品はロンドン、パリ、ニューヨークなど、世界のトップレベルの店でも扱われています。

リネンは水に強く、洗うほど糸がカシミヤよりも細くなることで柔らかくなり、風合いを増していきます。使えば使うほど味わいが深くなり、日常の馴染んでいくもの。そんな暮らしに寄り添うリネンの中でも最上級のものを、と探し当てたのがベルギーのコルトレイクリネンでした。コルトレイクリネンとは、ベルギーのリネン紡績工場JOS VANNESTE社の農場で栽培された、その年で最も良い出来とされるフラックスの糸を総称したもの。ベルギー・フランダース地方では、紀元前より多くのリネンが栽培されており、中でもコルトレイクには「黄金の川」と呼ばれるレイエ河が流れ、リネンの製造工程において重要な役割を果たしてきました。穏やかで雨も適度に降る気候がリネン栽培にとって有益となり、地の利を活かした品種を安定して作り続けています。

長年のノウハウにより品質が保たれてきたコルトレイクリネンは、繊維が細く質が高いことで知られています。天然繊維として素朴な表情をもち、丈夫で光沢を見せるのも特徴。コットンやシルクに比べて吸水、発散性に優れ、さらりとした質感で、肌に優しいのも大きな特性です。アイリッシュリネンの原料でもあるコルトレイクリネンは、ヨーロッパでは世界トップの品質を誇るリネンとして高い評価を得ています。