ずっと使いたいモノ、置いてます。

定番を今のスタイルにリデザイン

揃えておきたい、一生もののジャケットとして挙げたいのがBarbour（バブアー）のオイルドジャケット。イギリス伝統のウエアで、北海の不純な天候の元で一心に働く水夫や漁師、港湾労働者のためにオイルドクロスと呼ばれる上質なコットンにオイルを染み込ませた布生地を提供したのが始まりです。

上質なコットンにブランド独自のワックス加工したもので、オイル特有のしっとりとした生地の重みと手触りが独特ですが、その高い撥水性を持った素材は、化学繊維では決して真似できないアウトドアなどの激しいしように適した機能と耐久性を兼ね備えています。一つのジャケットが仕上がるまでに14段階の厳しい品質管理が行われている120年にわたる歴史と伝統を紡ぎ続ける名作です。

育てるファッションウエア

1980年に誕生して以来、定番モデルとして男女問わず世界中で愛されている「BEDALE（ビデイル）」。長すぎない絶妙な着丈や、スナップボタン仕様のサイドベンツ（背面側の切り込み）など、ルーツである乗馬用ジャケットのディティールが残っており、それらは今ではデザインアクセントとして活かされています。また、フロントはダブルジップで上側の引き手がリング状になっているので、冬場は手袋をしたままでもジップの開閉が可能になっているというのもポイント。肩はラグランスリーブ仕様になっているので可動域が広く、ワークウェアや乗馬など、動きやすさ扱いやすさが大前提であるウェアがルーツであるからこその申し分のない機能面も備えています。

Barbour（バブアー）らしいデザインとして印象に残るのが、コーデュロイの襟と、裏地のタータンチェック生地。コーデュロイの衿はスナップボタン付きのチンストラップを備えており、衿を立てた時もしっかりホールドし、首回りを暖かく保つ配慮がされています。裏地にはバブアーの伝統の証であるハウスタータンチェックがあしらわれており、ボディのカラーに合わせて色味の異なる配色の柄を選んでいるのもさりげないポイントです。

ジャケット OVERSIZE WAX BEDALEは、BEDALEの持つ品格はそのままに、今のスタイルに合わせてリデザインされたオーバーサイズモデル。ゆったりとした身幅でリラックスしたコーディネートにもマッチする一着に仕上がっています。使用されている素材はバブアーの代名詞的なファブリックであるワックスコットン。スタンダードな6オンスの生地は強度に優れており、なめらかで控えめな光沢感が特徴です。匂いは無くベタ付きも極力抑えられているので、初めてBarbour（バブアー）を着るという方にもおすすめしたい一着です。

Barbour (バブアー)のジャケットは着る喜びとともに「お手入れして愛用する手間暇に喜びを感じるジャケット」です。もちろんオイル加工が施されているため、どこにでも気軽に着ていくことが出来るものではなく、気遣いが必要な場面もありますが、だからこそその一枚を羽織る価値があります。一定期間着用を繰り返すと徐々にオイルの風合いが抜けていきますが、その変化を楽しむもよし、お好みでリワックスしていただくもよし、自分の好みに合わせていける一着でもあります。丈夫でありながら、使うほどに味が出るBarbour (バブアー)のオイルドジャケット。共に年齢を重ねていけるずっと愛用したいアウターです。

120年にわたる歴史と伝統

悪天候の下で働く漁師など労働者の為に、油を塗った布製レインコートとして道具として生まれたBarbour (バブアー)のオイルドジャケット。非常に耐久性が高く、主に過酷な労働者に受け入れられ、潜水艦の公式ユニフォームとしても採用された歴史を歩み、名声を広めていきました。その後、英国で盛んに行われていたハンティング用ジャケットとしても普及、1970年代にはイギリスを代表するブランドとしてトップのポジションを確立したブランドです。
そして、近年はイギリスだけでなく、世界でファッションアイテムとしても人気を集めているのが、Barbour (バブアー)です。また、Barbour （バブアー）は、イギリスの王室御用達アウターとして絶対的な品質を保証されているブランドです。