ずっと使いたいモノ、置いてます。

車中泊やお泊まり来客にも

アウトドアの過酷な環境でも体をしっかりと温めてくれる寝袋のノウハウを活かし、品質にこだわった羽毛布団です。NANGAは寝袋やダウンジャケットなど、ダウン製品を専門に日本の職人が技術を結集させたものづくりを行うブランド。寒い屋外で使用することを想定した寝袋などを多数展開するNANGAが長年大切にしてきた温かさへのこだわりを、日常使いの羽毛布団へ注ぎ込みました。寒い冬に毎日使う羽毛布団だからこそ、安心と品質に自信のあるものがおすすめです。
ブランドの前身が布団メーカーだけあって、快眠のための製品構造やダウンの品質はもちろんのこと、アウトドア利用も配慮した携帯性にも優れています。コンパクトになるため車中泊や防災グッズ、また賃貸などスペースの限られた暮らしの方には来客用布団としても便利です。

NANGAの原点回帰

軽さと寝心地のよさを追求したダウンデュベットシングル。軽量な高品質ダウンを使用するのはもちろん、縫製やパッキング技術、ダウンの配分など、ダウン製品を得意とするNANGAの持てるテクノロジーを存分に発揮させています。

特徴はキルトの縫製とそれぞれのチャンバー（キルトで仕切られた小部屋）。羽毛のボリュームを活かすため、ダウンを入れる小部屋の高さを一般的なものより高めに設定しています。さらに羽毛量と掛けた時の重量が適切になるようバランスよく設計しています。重心を下げてズレを軽減するために、上側の生地には軽量な80綿サテンを使用し、下側には60番綿サテンを使うといった一見では分からないほどの繊細で丁寧なこだわりが、快適な睡眠を支える羽毛布団です。

羽毛には、NANGAセレクトプレミアムダウン×河田フェザースペイン産ホワイトダックダウンの羽毛をダウン90%、フェザー10%の割合で使用しています。ダウンの品質は、水鳥の品種だけでなく、飼われていた環境や飼育期間でも大きく変化します。こちらの羽毛布団に選ばれたのは、スペインの広大な土地でのびのびと衛生的に飼育されたダックの羽毛で、ダウンは丈夫で反発性が強く、フェザーはしなやかで柔らかい特徴をもっているだけでなく、保温性・断熱性・弾力性に優れ、一晩中体に乗せるための羽毛布団にぴったりの素材でした。

NANGAの原点回帰ともいえるほど、NANGAの技術を結集させ、寝心地にとことんこだわって作られています。国内生産の安心の使用感で眠りの質を高め、健康な眠りを提供するダウンデュベットシングルです。別売のフリースブランケットと合わせて使うのも保温性をより高められておすすめです。

品質保持のための、国内生産

同業の多くの製造業が海外生産にシフトする中、NANGAは国内生産を続けています。理由は、品質保持のため。高価なダウンは産地偽造、製造国偽造が多く生産者でなければその品質を確かめることが難しいという、ダウンならではの製造背景が存在します。ダウンの洗浄から先の縫製や検品などの一連の作業を自分たちの手で行い、自信を持ってユーザーに渡していきたいという強い想いからくる、国内生産なのです。

そしてもう一点、NANGAのダウンを語る上で欠かせないのが日本人の職人たち。縫製技術は独自のもので、命の危険に晒される登山家から週末ハイカーまで幅広い需要に応えるノウハウを結集させています。きめ細かな作業が得意な日本の職人ならではで、見た目に美しい仕上がりはもちろん、高い耐久性と着心地を追求しています。

ヒマラヤの高峰、困難に打ち勝つ挑戦を続ける

NANGAは1941年に創業しこたつ布団や敷布団の製造を行っていた横田縫製が前身となっています。1960年代に入り、日本でのものづくりを継続するために社名をナンガに変更、高級ダウンを使用したシュラフ&ダウンメーカーとして日本のみならず世界中の登山家たちから知られる存在となっていきます。NANGAとは、ヒマラヤにある世界で9番目に高い山、標高8,125mの高峰ナンガパルパットのことです。登頂することが非常に難しく、多くの遭難者を出していることで知られますが、その山の名をブランド名にした背景には、最も困難な状況に打ち勝つための挑戦を続けるという強い意思があります。

そのものづくりの理念は誠実で質実剛健そのもの。羽毛の安全性と質に徹底的にこだわり、シュラフには永久保証をつけるほど。自分たちが作るダウンジャケットやシュラフが、愛用する全ての人にとって安心・安全、そして心地よさを感じて欲しいと願っています。