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KOMIYA(コミヤ)

日傘 フローラルレース

風が通る日傘

よく晴れた日に木陰で一休み。季節の風が木の葉を揺らし、木漏れ日の穏やかな光に癒されます。お肌のために敬遠しがちな太陽の光ですが、程よい陽の光には癒し効果もあるといいます。目で見て楽しみ、風を感じられる、自然と一緒に過ごす日傘。そんな日傘がKOMIYA(コミヤ)のフローラルレースです。実は日本製のレース傘は非常に珍しく、レースの傘を探した結果、KOMIYA(コミヤ)にたどり着くという方もいらっしゃいます。

陽の光を楽しむ

薄手の平織りコットン生地に色糸の刺繍で花柄が全面に描かれた日傘 フローラルレース。傘を広げるとレースの間から木漏れ日が入り、肩に花の形の美しい影を残します。刺繍の間に隙間が空いていることで風通しがよく、傘を差したままで風に触れられ、涼しさを感じるのも特徴です。

こちらの傘は柔らかい生地の風合いをお楽しみいただくため、加工は施していません。コットン生地と持ち手の木との組み合わせがナチュラルな風合いを際立てていますので、コーディネートに寄り添う日傘としてお使いください。

長傘の持ち手に使われているのは、エゴノキ。日本で古くから親しまれている木の一つで、きめ細かくなめらかな触り心地が特徴です。この傘に使っているエゴノキは、焼き色を入れることで自然な雰囲気の中に上品さも加わっています。丁寧に施してあるロクロ巻きとダボ巻きは、傘を開くときに手を痛めなことに加え、傘骨を守ることにもつながります。

木漏れ日が美しい影を残す日傘はちょっとしたお出かけにぴったり。刺繍の間にあいた細かな穴から風が通り抜け、差したままで風を感じられる日傘になっています。時代や流行を選ばない上品で愛らしい花柄で、何年先も一緒にいたいと思える日傘 フローラルレースです。

洋傘一筋、真摯なものづくり

1930年、洋傘・ショールのメーカーとして東京でスタートした小宮商店が展開するブランド、KOMIYA(コミヤ)。創業以来今日まで洋傘一筋、日本にはもうごくわずかになった国産の傘を作り続けています。当時日本の庶民が使う傘と言えば、竹の骨組みに和紙を貼り油を塗った「番傘」が一般的で、 鉄製の骨に絹や綿などの生地を張った「洋傘」は一部の限られた層しか持つことのできない高級装飾品でした。小宮商店はそんな中で、自身の出身地である山梨の甲州織を使った洋傘の製作を始めました。甲州織とは傘やネクタイの生地など、細番手を得意とする「甲州産地」で生産される生地で、古くは「甲斐絹(かいき)」とも呼ばれた歴史と伝統のある織物です。

その後しばらくして、日本は戦争の時代へ突入。 小宮商店でも店舗兼自宅が空襲で焼けたり、物資統制で思うように物が作れなかったりと幾多の困難に見舞われましたが、戦後は焼け野原の中で東日本橋に店舗を再建し、ゼロからの出発で復興に向かいます。昭和30~40年代、日本は傘の生産量・消費量・輸出量ともに世界一を誇っていました。 小宮商店のある東日本橋界隈だけでも70以上の傘屋が軒を連ね、そこには大勢の傘職人がおり、業界中が活気に満ち溢れてました。その後オイルショックやバブルの崩壊を迎え、 傘業界は多くの会社が人件費の安い中国などアジア諸国に製造の主軸を移すことに。活躍の場がなくなった日本の傘職人は多くが廃業に追い込まれ、あれだけあった傘屋も価格破壊が起きたために次々に倒産。今では日本製の傘を作っている傘屋は都内でもわずか数軒に。小宮商店はそんな世間の荒波の中で揉まれながらも、今も傘屋を続けることができています。

どのような時代にあっても 「自社で(自分たちの目の届く範囲で)良質な物を作る」という創業以来の伝統を守り続けて品質を守り、お客様のご要望へ真摯に誠意に相対して信頼を得てきたこと。 常に現状に満足せず、激しい雨に負けない丈夫さや強まる紫外線への対策など、新しい改革的な技術を織り交ぜてきました。そんな歴史背景の中で、守り続けられてきたKOMIYA(コミヤ)の傘。日本製の傘は確かに高価ですが、伝統的な生地や技法を用いた、日本の熟練職人ならではの丁寧な手仕事が感じられる、ずっと使っていたくなる「一生もの」の傘。そんなKOMIYA(コミヤ)の傘と一緒に、雨の街を歩いてみませんか?

日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
   

 

  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 光の透け方を楽しめる傘です
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 長傘の持ち手は焼き色をつけたエゴノキ(長傘 アイボリー)
  • 長傘にはロクロ巻きとダボ巻きを施しています(長傘 アイボリー)
  • 長傘にはロクロ巻きとダボ巻きを施しています(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
  • 服に落ちる影も楽しんでください(長傘 アイボリー)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 ブラック)
  • 日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)
サイズ 開いた際の直径:約83cm
親骨の長さ:約50cm
重量 長傘:約312g
素材 生地:綿100%
刺繍部分:ポリエステル100%
親骨:スチール
中棒:楓
持ち手:エゴノキ
生産国 日本

製品特徴

  • ◇レースの間から木漏れ日が入り、肩に花の形の美しい影を残す日傘。
    ◇刺繍の間に隙間が空いていることで風通しがよく、傘を差したままで風に触れられ、涼しさを感じられます。
    ◇生地は無加工のため、日傘としてお使いください。

【BRAND STORY】貴重な日本製傘を受け継ぐ日本橋の老舗。小宮商店(KOMIYA)の傘が他の傘と違う点とは。

  • 【BRAND STORY】貴重な日本製傘を受け継ぐ日本橋の老舗。小宮商店(KOMIYA)の傘が他の傘と違う点とは。

ブランド紹介

KOMIYA(コミヤ)

KOMIYA(コミヤ)

小宮商店が創業した昭和初期は、日本の庶民が使う傘と言えば、竹の骨組みに和紙を貼り油を塗った「番傘」が一般的で、 鉄製の骨に絹や綿などの生地を張った「洋傘」は一部の限られた層しか持つことのできない高級装飾品でした。創業者・小宮宝将はそんな中で、自身の出身地である山梨の甲州織を使った洋傘の製作を始めました。これがKOMIYA(コミヤ)の傘の原型です。その後、常に現状に満足せず、新しい改革的な技術を織り交ぜてきました。そんな歴史背景の中で、守り続けられてきたKOMIYA(コミヤ)の傘。「品質、信頼、改革」というキーワードのもと、日本の熟練職人ならではの丁寧な手仕事が感じられる、ずっと使っていたくなる「一生もの」の傘を生み出し続けています。

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日傘 フローラルレース

日傘 フローラルレース(長傘 アイボリー)

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