ずっと使いたいモノ、置いてます。

ヤクとコットンの調和

柔らかいショトンロングジレは、もちっとやや肉厚ながらも年中着ることができる軽い羽織り心地。ヤクという希少価値の高い素材をコットンに織り交ぜているので、普通のウールコットンとも違う、優しくしっとりとした特有の肌触りを楽しむことができるロングジレで、いつものコーディネートにプラスして、羽織るだけでシンプルな装いを格上げしてくれるアイテムです。

防寒にもおすすめ

ショトンロングジレに使われている「ヤク」とは、標高3000m以上の厳しい環境の中に生息する牛の仲間です。一般的には認知度の低いヤクの毛ですが、その柔らかい毛は「ダウン」と呼ばれ、とても高級な繊維であり、カシミヤに匹敵するほど。それは1頭のヤクからわずか100gしか取れないからなのです。標高が高ければ高いほど、品質の良いヤクの毛が取れるのだとか。

そんなヤクをコットンにブレンドしたのがショトンロングジレ。肌寒さを感じる季節には、袖がないことからアウターの中で肩や袖がゴロつかずに重ね着しやすく、春夏はカットソーやTシャツ一枚では物足りない洋服に羽織れるロングベストです。
また、目の詰まったニット生地はきちんと感もあり、季節の変わり目のアウターとして以外にも、冬の室内で着にもちょうどいいベストです。長めの丈ですっきりとした綺麗なシルエットを作るジレは、薄手の洋服が増える春夏に体の線を拾いにくいため、女性が選びたいアイテムの一つ。腰回りをカバーしてくれるので、細めのパンツやタイトスカートと合わせても安心です。

ニット素材のクラシックニットパンツとセットアップでもおすすめです。ニット素材を上下セットコーディネートすることは、ゆったり着やすいけれどスタイリッシュな印象に仕上がります。シーンに応じてアクセサリーや靴を選ぶことで、オフィスやフォーマルな場でも使うことができ、忙しい女性にとっても便利なアイテムです。

温かな、ヤクの毛を使って

希少性の高いヤクの毛には、次の6つの特性があります。

1.保温性：保温性はメリノウールよりの10〜15%高い。
2.抗菌性：ヤクの毛は汗を吸収し、外に蒸発させるため、臭いがつきにくいと言われていますので、お洗濯がしにくい状況でも臭いを防ぐことができます。
3.通気性：ヤクの毛は体内から出る湿気を吸収し、外の環境へ放出する性質を持っていて、化学繊維を着用する時に感じる汗臭さやじっとりした感がありません。
4.柔らかさ：ヤクの長くカールした毛から取れる「ヤクダウン」の太さは約14〜20ミクロンで、素晴らしい肌触りです。
5.耐久性：ウール以上に耐久性が高い繊維です。
6.静電気に対する抵抗性：ウールやカシミヤ以上に静電気が起きにくい毛質と言われています。

作り手と使い手への想い

SHOKAYは人道支援、貧困解決のため生まれたファッションブランドです。ヒマラヤ山脈の人里離れた場所に生息する家畜ヤク。ヤクは古くからチベット族の生活の糧として大切にされてきました。その毛を直接買い取ることで、チベット族の人々の安定した雇用と、継続的に生計を立てることを支援しています。また、環境に配慮し、ヒマラヤ地方固有の動物であるヤクを保護するため、毛を刈るのは1年に1度だけにしています。

豊かな風合いと、味わい深いSHOKAYのウェアは、作り手の思いと、かけがえのない自然の美しさが盛り込まれているのです。