ずっと使いたいモノ、置いてます。

かたちの変化を楽しむ

REN（レン）から、経年変化が楽しみな「やぎ革」で仕上げたストリングサックが仲間入りです。程よい光沢感がありカジュアル過ぎない印象のサックなので、日常使いはもちろん、ちょとおめかししたコーディネートにも合わせやすいです。巾着部分とストラップどちらを使っても使用でき、手持ち、ショルダー、肩掛けと3パターンで持てるのも魅力のひとつ。その日の気分や、荷物の量に合わせて持ち方を変えながら愛用いただけます。

存在感のあるシルエット

身体によくフィットする服に対して「着ていることを忘れるほど着心地が良い」と評することがありますが、同じように身につけるバッグに対して、こういう表現があまりなされないのは、デザインや機能性、収納量などで選ばれることが多いからかもしれません。でも、実際にバッグを使い始めてみたときに、肩に掛けたときの感じや、手に持ったときの感じがしっくりこないと、なんとなく出番が少なくなって、次第にクローゼットの奥へ仕舞い込まれていってしまう、なんてこともよくあります。毎日使うバッグに求められることは、「持ちやすさ」や「スタイルを選ばないこと」「持つ時のバランスの良い姿」とも言えるかもしれません。

口をきゅっと絞ることでフォルムと表情を変える、GOAT VELOR ストリングス サック。一見シンプルなつくりですが、真ん中にレザーの切り替えを付けることで、口元を絞った状態でもすっきりとしたシルエットになるようになっています。大きさはスマホとお財布などの必需品はもちろん、500mlペットボトルも入る程サイズ感。素材には、やわらかく軽やかなやぎ革を使用していますので、体に馴染んで心地よく持てるバッグです。ストラップは二重にして短く持っても、長くすれば斜めがけもできますので、ちょっとおめかししての休日のお出かけや旅行の際の街歩きのバッグなど、洋服やシーンに合わせて持ち方を変えてお使いいただけます。

軽くしなやかな光沢

素材には、【GOAT VELOR / ゴートベロア】というやぎ革を使用しています。GOAT VELOR / ゴートベロアとは、使い始めのつるつるとした状態から、経年変化でベロア素材のような滑らかな肌触りと、軽くしなやかな光沢が生まれるダブルフェイスゴートスキンのこと。繊維密度が高いため、薄くても比較的丈夫さがあり、軽く柔らかな風合いも自慢のレザーです。

ベロアのような質感は、床面（裏面）に施したナパラン仕上げという本来毛皮の床面を綺麗にするために施される加工によって生まれています。サンドペーパーで丁寧に磨き上げ起毛させたスエード状の床面（裏面）に、ごく薄く樹脂を吹きつけアイロンで押さえて馴染ませてあります。さらに滑らかなベロアの質感を実現するため、あえて銀面（表面）にも同じ仕上げが施されています。そうしてダブルフェイスにすることで、スエードに比べて汚れにくく、毛羽が抜けづらい素材に仕上がっているのです。

スタイルに調和する

東京・蔵前にアトリエを構えるREN（レン）は、素材選定・型紙製作・プロトタイプ製作の全てをデザイナー自ら行うことで、一貫したコンセプトを大切にしているブランド。 新たなスタンダードを創造していくという意思のもと、既成の言葉ではない、透明感のある澄んだ響きをブランドネームに掲げ、2005年にスタートされました。 キズや色ムラ、シワなども天然皮革の証として素材を無駄にすることなく、つや出しや顔料乗せといった最終工程を経ずに仕上げることで、革本来の質感を存分に味わえる製品作りを大切にしています。素材の特性を見極めながら、洋服にマッチする質感と体に馴染むフォルムを追求した、トレンドに左右されないシンプルなデザインを展開。革本来のナチュラル感を生かしながら、モードな雰囲気も併せ持った、肩の力が抜けたファッション性が魅力です。