ずっと使いたいモノ、置いてます。

ニューヨーク植物園の香りを詰めて

CASWELL-MASSEY（キャスウェル・マッセイ）は、250年以上の歴史を重ねるアメリカで最も歴史あるフレグランスブランド。その特別なフレグランス製品は、ジョージ・ワシントンやジョン・F・ケネディ、コールポーター、アラナジモバ、ジョンデンバー、ローリングストーンズなど数々の歴史上の人物が愛用してきたことでも知られています。

背景を知るのも楽しいフレグランス

オードトワレ NYBGは、ニューヨークボタニカルガーデン（NYBG）のマスターガーデナーと上級調香師によって生み出された女性向けの香りのシリーズ。NYBGは、1891年に設立された世界でも先端的な植物学研究所を持っている植物園です。その多様性に富んだ美しい景観や、教育や科学における豊富なコレクションがあり、世界でも有数の植物園の一つとなっています。

そんなNYBGと一緒に作り上げたフレグランスは、NYBGに生息する多彩で珍しい花から最新のテクノロジーを利用し、花を収穫せずに花の揮発成分のみを抽出して開発された、ナチュラルで華やかなフレグランス達。まるで昔の図鑑のようなクラシックな印象のパッケージも魅力的です。

▽Gardenia（オードトワレ）
フレグランスファミリー：フレッシュフローラル
NYボタニカルガーデン内に堂々と咲く2本のクチナシの花から香りを抽出し開発された香り。爽快なシトラスの香りと草や葉の香りが混ざり合ったノートで始まる女性らしいフローラルな香りです。

▽Honeysuckle（オードトワレ）
フレグランスファミリー：フレッシュフローラル
庭園内の岩場に自生するハニーサックル（スイカズラ）から作られています。マンダリンとネロリのトップノートに包まれた、新鮮な香りで、春の終わりに花咲くハニーサックルのほのかな甘さも感じられます。

▽Lilac（オードトワレ）
フレグランスファミリー：フレッシュフローラル
庭園内のライラックヒルで春に次々と咲くライラックから作られています。繊細でフレッシュな香りで、ライラックのわずかな開花期間の香りを完璧に再現しています。

フローラルの香りは香水の定番とも言える、癖が強くない分普段使いにも取り入れやすいもの。良い香りを身につけることで、自分自身の気持ちを高めたり、切り替えたり、日々の暮らしの中で気持ちのメリハリをつける手助けもしてくれます。

創業以来続くMADE IN USA

CASWELL-MASSEYは、1752年にアメリカのロードアイランド州ニューポートでスコットランド生まれの薬剤師ウィリアム・ハンターが設立した薬局が始まりです。当時ニューポートは、ヨーロッパの贅沢品を買う場所としても知られており、ハンターは医薬品を販売する一方で、化粧品、パーソナルケア用品なども販売していました。さらにヨーロッパからフレグランスを輸入し、1〜20まで番号をつけた20種類の独自のコロンをブレンドしていました。その中の6番はジョージワシントンがしばしば購入していたそうで、それにより、当時の政治家や知識人の間でCASWELL-MASSEYのフレグランスの人気が広がっていきました。

それから270年、時代ごとに著名人を魅了しながら続いてきたCASWELL-MASSEY。歴史を大切にしながらも、環境に配慮したサステナブルなものづくりをし、香りも時代に合わせて改良を重ねています。時代の変化の中でも、変わらず全ての工程を細かく管理し270年間アメリカで製造を続けているという、アメリカのアイコン的なブランドの一つです。