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生地が違うと、何が変わる？

Tシャツと聞いて思い浮かべるカラーに、「白」と答える方は多いはず。それだけ私たちの中でベーシックな存在となっている白Tシャツは、選ばなければ世界中にたくさんありますが、ここが違うからお気に入りだと言える白Tシャツってなかなかありません。一見同じようにも見える白Tシャツですが、生地とほんの少しのディテールの差によって、実は使用シーンも着心地も全く違うものになります。今回登場したのは、3つの素材違いの白Tシャツからお気に入りを選べるZUTTOの白Tシャツです。

着心地の違う3つの白Tシャツ

お選びいただけるのは糸と編み方の違う、3つの綿100％の白Tシャツ。生地とディテールの特徴を挙げてみると、一見同じに見える白いTシャツでも異なる雰囲気で着られるのがわかります。下ではお好みの選び方の目安をご紹介します。

1、ハイゲージ（薄手）
綿100％でありながらシルクのような風合いを持つ、大人で上品な生地です。非常に細い糸を強く撚りをかけ、一瞬だけガスバーナーで焼く工程を通すことにより、極限まで毛羽を削ぎ落としたクリアな表面感を持つ天竺素材は、綿素材では表現しにくい柔らかな落ち感とシルクのような軋みを特徴としています。薄手で涼しく、特に盛夏に活躍頻度の高いTシャツです。透け感があり、大人らしい品の良さを作り出します。3つのデザインの中でもコンパクトめのシルエットで、ボリュームのあるボトムスとの相性も抜群。サイドが斜めになっているのは洗濯しながら美しく長く着るための工夫の一つで、フェミニンな印象も作り出しています。普段シャツを好んで着る方や、カジュアルすぎるTシャツは選びにくいという方におすすめなのがハイゲージ（薄手）です。

2、ベーシック（中肉）
一般的なTシャツによくある厚みで、透け感も気になりにくいTシャツです。コットンならではのふっくらとした膨らみがあり、プレーンではありつつも確実なクオリティな一着に仕上がりました。綿本来の柔らかさを味わいたい方、自分の定番として使いやすい白Tシャツがほしい方におすすめです。また、3つの生地の中でシーンを選ばない程よいゆとりのある着心地になっているので、どれを選ぶか悩む方にもおすすめです。衿は別素材となっていて、伸縮性のあるフライス素材を使用することでカジュアルな印象となり、一枚でシンプルにデニムとも合わせやすくなっています。

3、ヘビーウェイト（厚手）
ヘビーウェイトな糸を引き揃えて編みたてた生地を使ったTシャツは、しっかりしたボリュームと柔らかな風合いで高級感のあるきれいめカジュアルな印象に仕上がっています。透け感はあまり気になりません。一般的にヘビーウェイトと聞くとUSAコットンのガシガシと粗野なTシャツが想像されますが、こちらはそのイメージと異なって光沢感も感じられるようなしなやかな質感です。2種類の質感の異なる糸を使い分けて編まれているため表と裏で若干生地の表情が異なっており、表は光沢感、肌に触れる裏側は柔らかな風合いになっています。肩はドロップ気味のゆったりとしたシルエットとなっています。厚手でカジュアルさもありますが、きれいで上品な印象も備えているのが特徴で、パンツだけでなくスカートともバランスが良くおすすめです。

長く着たいと思える洋服を求めて

日々移りゆくファッショントレンドの中で、次々に生み出される新しいデザインを身につけて、『これからはもっと、ずっと良いと思えるデザイン、愛着のもてる服を求めていきたい』という思いに辿り着く方も多いと思います。そんな方々にも満足していただけるものを目指して 、ZUTTOのオリジナルウエアを製作しています。
トレンドの中でも長く続く時代感を見極めながら、着用時の見え方・着心地・着こなしやすさ、気候などに対応する過ごしやすさなどを熟慮。生地、パターン、一つ一つの仕様の工夫（素材・色柄・シルエット・ネックやアームの開き・ステッチ・付属使いなどなど）を、それぞれのもの作りのプロの方々と沢山相談して、持つこと、身につけることが嬉しくなるようなアイテムをご提案します。