ずっと使いたいモノ、置いてます。

思い出に刻まれるテキスタイル ※こちらの受注会は終了しました。

「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドは、その名の通り自然に溢れた地域です。変わりゆく季節の移ろいを感じながら、自然との共生を楽しむフィンランドの人々は、天然素材であるリネンを使った暮らしにも慣れ親しんでいます。リネン生地の活用としては、大判は寝具としてかけたり、レジャーシートのように敷いたり、小さなものはタオルやキッチンクロス、ランチの包み、撥水性を生かして収穫した山菜たちを包んだりすることもあります。

「VERANTA（ヴェランタ＝ベランダ）」というリネンコットンブランケットは、イラストレーターであるMatti Pikkujamsa (マッティ ・ ピックヤムサ)氏の記憶から描かれた、フィンランドの自然をイメージしたものです。おばあちゃんが住むフィンランドの古いお家のベランダでの記憶。庭で採れた草花が入った年季の入った花瓶やクロスなどが並んでいる様子のイメージに、4〜50年代のグラフィックスタイルとエスニックの要素が加えられています。一枚を広げておくだけで、お部屋を飾るアート作品のように室内にも穏やかな時間を運んでくれるブランケットで、両端に付けられたフリンジが印象的。落ち着いた色合いは大人な雰囲気を感じさせ、お部屋の中を魅力的に引き立ててくれます。

ラプアンの魅力をイラストで

デザインしたのは、趣味も仕事も絵を描くことだというイラストレーターのマッティ氏。ヘルシンキ芸術大学(現・アアルト大学)でグラフィックデザインを学び、ヘルシンキを拠点に、雑誌のイラスト提供や絵本作家など多方面で活躍しています。ご紹介のブランケットのほか、サウナ発祥の地らしいアイテムでは、サウナカバー(MIESTEN)や、気ままに過ごす9匹の猫たちが描かれたウールブランケット KISSANPAIVATなどを手掛けています。彼が描く絵はどこかマイペースで親しみやすく、肩の力を抜いて過ごすことを教えてくれているかのようで、心地よいLAPUAN KANKURITのテキスタイルの魅力を絵の力で表現しています。

VERANTAシリーズは、至る所にマッティの遊び心が散りばめられ、一見異なるもののように見えるそれぞれのデザインが不思議とハーモニーとなり、流れるような一体感を感じさせてくれる模様です。誰もが持つ懐かしさの中にハッとする発見があり、心が動かされる斬新なテキスタイル。「2色という限られた色使いの中で見る人や使う人がカラフルに感じられるようなデザインにした」というマッティ氏。使うシーンや場所、人によってそれぞれの色が加わり、思い出にも刻まれる特別なブランケットです。

暮らしに寄り添うリネン

素材に使用したのは、リネンとオーガニックコットン。どちらの素材の良さも活かした柔らかさと速乾性・吸水性に優れる素材です。100％リネンのブランケットと比較すると多少の厚みがあり、しっかりとした重さも感じられるので、特にその良さを実感できるのがベッドカバーやソファーカバー。重みのあるものが好きな方にもおすすめです。その他にも、リビングのソファや椅子に置いておけば、使いたいときにさっと羽織ることができる上に、使わなくてもインテリアのアクセントにもなりますし、ソファーカバーとしても使用できます。フリンジが可愛らしく、 テーブルクロスやピクニックで使うレジャーシートとして使うのもおすすめです。

カラーはWHITE BLACKとWHITE LINENの2色。力強く描かれたラインが印象的でまるでアート作品のような存在感を放ちます。使い込むほどに肌馴染みが良くなる素材の変化も楽しみながら、長く愛用できるリネンコットンブランケットです。新しい生活がスタートする結婚祝いのプレゼントや引っ越し祝いなど贈りものにもおすすめです。

人々の暮らしを豊かにするためのものづくり

LAPUAN KANKURITは、使用する素材にもこだわり、リネン製品では、北欧で唯一『マスターオブリネン』の認証を受けるメーカーでもあります。素材選びにこだわり、柔らかいリネン製品には南米、硬めの製品にはニュージーランドや北欧諸国から輸入して、それぞれの利用シーンに最適なリネン素材選びを行っています。そして、いかに美しく生地の端（耳）を織れるかということを研究した結果、独自の織り機を持つほどまでにリネン製品づくりにもこだわっているのです。
そして、自社工場で一貫性生産することで、良心的な価格での提供を実現している点も、LAPUAN KANKURITの暮らしに寄り添うことを目指した心を感じます。質の良いものを作るため、4代に渡る変わらないものづくりのLAPUAN KANKURITは、ずっと使いたい製品を届けています。