ずっと使いたいモノ、置いてます。

クラシックな傘の代名詞

傘をよく持つ日本では、女性用では豊富な色柄、男性用には黒やネイビーを多く目にします。そうした中で男女ともに黒色だけを作る傘ブランドとの出会いは、真っ直ぐにそのモノと向き合い、ものづくりを知りたいと感じる傘との出会いでもありました。

他に類を見ないハンドル

KOUMORIUMBRELLAというブランドの傘は、クラシックな趣の昔ながらの真っ黒な傘。紳士用の65cmと婦人用の55cmの2種類で、過度な主張はなくても、素材や作りにこだわるシンプルで飽きのこない傘です。
見た目の美しいこの黒い傘には、使い続けて味わいが出ることを想定した素材選びと、時にはお手入れをしながら長く大切に使う心地良さを知ってもらいたいという思いがあります。性別や年齢問わず使ってもらえるデザインで、雨の日をエレガントに、晴れの日はステッキのように持ち歩きたくなる品格ある黒い傘です。

大事に使いたい傘

その閉じた細身の見た目はまるでステッキ。ロングセラーの「おじさんのかさ」という絵本を思い出します。
主人公が、お気に入り黒の立派な傘を大事にしていて、雨でなくても出かける時には必ず持ち歩くのですが、お気に入り過ぎて雨が降っても傘をささず、他人の傘に入れてもらうというおかしなお話でした。
お気に入りのモノが大事にし過ぎて使えないということは、経験したことがある方も多いのではないでしょうか。絵本の主人公は、ある機会で傘を使い始めて、それからその傘がもっと好きになったということがラストに描かれていたお話でした。
KOUMORIUMBRELLAは、この絵本の中に登場する傘のようで、薄曇りの日のお出かけでも荷物と思わずに自慢するように持ち歩きたくなる素敵な傘です。

大事に使うことの先に

安価なビニール傘から高級傘まで、その値段は様々ですが、ビニール傘においては急な雨で必要で買うこともあって、1度の使用で使われなくなることもあります。場合によってはゴミにされてしまい、リサイクルできない材質は社会問題にも挙げられています。
傘の消費量が世界一という日本で、一人当たり年間1本は傘を購入しているという状況。ちょっと背伸びして確かな品質の傘を選ぶことが、無駄を減らしながら社会問題の解決にも役立つ、そして使い捨てない暮らしの良さを体験していただけるのではないかと思うKOUMORIUMBRELLAの傘です。長く愛用していただけるようにお直しをしながら大事にすることをおすすめしているブランドの傘です。

おしゃれが好きな方へ、モノを大事にしたい方、長く使える美しい傘選びにおすすめ傘です。大切な方の誕生日プレゼントや父の日や母の日、就職や進学などの贈り物にも、雨が降った時には傘をさしてあげる応援の気持ちを込めたプレゼントにお選びください。

優雅な職人の手仕事

傘は、生地屋、刺繍屋、織屋、染屋、型屋、防水屋、骨屋、手元屋、つゆ先、ボタン、リング、プレート、紐など、数多くの職人の技術が集結して完成します。日本でも工場が減り、海外で製造されるものが増えてくる中、KOUMORIUMBRELLAは、この伝統的な技術を守り、出来る限りその場に出向き、目の届く、声の届く国内で製造していきたいと考えています。各パーツ、生産から仕立てまでを熟練の職人さんにお願いして制作。骨の内側にあるロクロ巻きなど、大量生産の傘では省かれてしまう細部のパーツまで丁寧な縫製で仕立て、木製パーツは家具などでも使用される強度や品質の高い木材を削り出し、オリジナルの形に仕上げている伝統と美の調和を感じるKOUMORIUMBRELLAの傘です。