ずっと使いたいモノ、置いてます。

定番ボストンバッグをミニサイズに

南極大陸横断という過酷な環境下でも、その耐久性と性能の高さを証明したBEST AMERICAN DUFFEL（ベストアメリカンダッフル）。そのブランドが手がけるショルダーバッグ MICRO STRAPは、BAD BAGの耐久性の高さや頑丈な構造はそのままに、ミニチュア版にしたようなユニークなバッグです。

デザインコンセプトは、洗面用具の収納バッグ。ドライヤーなども入れることを想定した十分な容量があり、500mlのペットボトルなら4〜5本ほど入れることができます。使い方は多岐にわたり、休日のお出かけ用としてはもちろん、ショルダーストラップを取り外せばインナーバッグとしても活躍します。洗面用具をまとめて収納できる大きさがあるので、トラベルポーチにも最適。そのほか、タオルや着替えを入れてジムやサウナの行くのも良いですね。

こだわりのダッフルバッグの特徴

◆ 高い耐久性で、過酷な環境に耐える
メイン生地は引き裂きや摩耗に強く、耐水性も高めた生地を使用しています。この生地はCORDURA 1000素材と呼ばれるもので、ウレタンコーティングを施されていることから耐水性が高いというのはもちろん、生地外側には雨・汚れを弾く撥水加工が施されています。地面や岩肌に下すことにもためらわない丈夫さがありつつ生地の柔らかさは確保され、提げるのも快適です。

◆ すぐに中身全体が見渡せる
U字の開口部がこのバッグの大きな特徴の一つ。一般的なダッフルバッグは直線の開口部が多いですが、荷物を探しているうちに勝手に閉じてしまったり、出したいものが引っかかったりと少々の不便さがありました。こちらのバッグのようにU字になっていると、中をしっかり見渡せて荷物が取り出しやすく荷物の出し入れもスムーズ。この使いやすさから創業以来ダッフルバッグ専門で開発を続けてきたブランドの技術とこだわりがよくわかります。

◆ 充実の内ポケットで中身をすっきり整理整頓
メッシュポケットが4つと、ジッパー付きナイロン ポケットを1つを装備。充実したポケットで、色々な物を種類別に収納可能です。また、フラップ状のフタを開けると、そこにはポケットの中にリングが付いています。こちらは、ロッカーや洗面台のフックに吊るして、使いやすくするためのリングです。

◆ 錆びにくさ、ちぎれにくさ、日常で使うための配慮
金属部分はニッケルメッキで濡れても錆びにくく、メンテナンスも簡単で雨の日も安心です。さらに、ストラップ部分と補強用のサイドのウェビングはシートベルト素材を使用し、簡単にはちぎれない丈夫さです。バッグの縫い目にも工夫がされ、全ての縫い目はダブルステッチ＋テーピング、ハンドルはクロスステッチやボックスステッチで耐久性を極限まで高めています。

南極横断しても壊れないダッフルバッグ

1989年にアメリカのシアトルで創業したBEST AMERICAN DUFFLE社、通称BAD BAG。創設者のMalolm Vetterlein氏はアウトドア製品に欠かせない素材として有名なGORE-TEXの開発に関わっていた人物です。1990年のGore-Texがスポンサーとなった南極大陸横断では、アメリカの著名な探検家で遠征隊リーダーのWill Steger氏の公式サプライヤーとなり、南極大陸横断は見事成功。BAD BAGのバッグは、7ヶ月間近くもの間、氷点下50度地吹雪が吹き荒れる南極を横断しても壊れない耐久性のあるダッフルバッグとして認められました。
その耐久性から米国では消防局や警察でも使用されており品質の高さは各所からのお墨付き。アメリカの多くのバッグメーカーがアジア生産へシフトしていく中、地元の産業活性化のため現在もシアトルを中心に生産を続けているブランドです。