ずっと使いたいモノ、置いてます。

在宅避難用のコンパクトな防災セット

地震、台風、豪雨など、日本に暮らす私たちにとって、防災は避けて通れない課題です。多くの方が防災の必要性を理解し、準備していることでしょう。

近年の災害では自宅への被害が少なかった場合、感染症のリスクや、小さいお子さんやペットがいる状況などから、避難所ではなく自宅避難を選ぶ方も増えているのだそう。そんな自宅避難に備えて作られた防災セットがTHE SECOND AID。震災直後に必要なTHE FIRST AID（応急処置）から次の段階である72時間を生き延びるためのセット内容になっています。いざという時の「在宅避難」をサポートする据置きの飲食糧＆防災グッズです。

「いざという時、そばにある」

防災セットとして家族分を揃えるとどうしても量が多くなってしまうため、納戸にしまったりと、すぐに手に届く場所にはなかなか置いておけないもの。THE SECOND AIDは（サイズ追記）の大きさで、リビングの本棚やデスク机の引き出しなど、いつもの暮らしの中ですぐに手に取りやすい場所に置いておくことができます。

SECOND AIDは、在宅避難時の「もしも」に備えたセット内容になっています。

＜BOOK＞
・災害があったらすぐに読む本。

いつも何かわからないことがあればスマホに頼れますが、災害時に停電が起きると、基地局の電源が停止しインターネットに繋がらず、災害時の対応について検索することもできません。この本には、災害時にすぐ行うべきこと、命の危険を感じたときに役立つ知識、物資がない状態でも生活を守る道具のつくり方などの情報を記載しています。災害が起きるとパニックになり、すぐに外へ飛び出したくなりますが、停電している外では大勢の人で溢れ、二次災害のリスクが高いこともあります。まずは自宅や今いる場所が安全確認できるのであれば、落ち着いてこの本を読みましょう。日本語＋英語表記で、日本語が読めない方にもお読みいただけます。

＜FOODS＞
・さつま芋の甘煮×3
・パウチ型保存水×3
・先割れスプーン×3
・ストロー×3

非常時の活力維持を目的にした飲食糧セット。離乳食期の乳幼児からシニアまで幅広い世代にお召し上がりいただるよう、柔らかく甘く煮た、腹持ちがよい「さつま芋の甘煮」と、200ml飲みきりタイプの「飲料水」が入っています。どちらも4年以上常温保管でき、ノンアレルギー仕様なのでどなたにも安心です。
セットの食品、飲料水は最低限です。災害時に自宅であれば、停電する場合に冷蔵庫の腐りやすいものから食べることになり、備蓄用の食品を食べないで済むこともあります。普段から食べているものや飲料水などを普段買っている分に＋αで備えながら、賞味期限が来たら食べて、また＋αで買って備えておく。「ローリングストック」の考え方が非常時に役立つ備蓄になります。THE SECOND AIDは「コンパクト」にして身近に置いておけるようにするために、FOODSは必要最低限になっています。　　　

＜GOODS＞
​・トイレキット5回分
・ウォータータオル
・おしり拭き
・静音アルミブランケット
・12時間ローソク（マッチ付き）
・クリップ付き鉛筆
・マスク

洋式トイレを応用して使う「トイレキット」、身体や創部の衛生を保つ「ウォータータオル」、手ふきにも使用できる「おしり拭き」、防寒対策に欠かせない「静音アルミブランケット」、ローソクとマッチが入った「12時間ローソク」、感染症予防の「マスク」など、大災害を想定した本格的な防災グッズが揃っています。

在宅避難に備えたものは、すでに大きな防災セットを揃えている方にとってももらって安心なアイテム。引越し祝いや離れて暮らす家族への贈り物にもおすすめです。

東日本大震災の経験を生かして

THE SECOND AIDを作るのは、宮城県仙台市の高進商事。1952年に創業し、機械商社として幅広い分野の製造工場に、機器類を導入してきた会社です。2011年の東日本大震災を経験し、社内に防災事業を発足。防災用品の販売、企業の大雨による浸水対策なども行なっています。

THE SECOND AIDは高進商事とデザイナーのNOSIGNER共同開発した防災セット。 NOSIGNERが東日本大震災発生から40時間後に立ち上げた災害時に有効な知識を集めて共有するwikiサイト「OLIVE」の取り組みを反映させて作られました。