ずっと使いたいモノ、置いてます。

無骨な時計

時計と言うと、素材にプラスチックや木を使ったものや、数字がデザインされたものを想像します。機能的すぎて使いづらかったり。時計の本来の姿である、時間を分かりやすく知らせるということ、無駄なデザインがない、とてもシンプルな作りの時計がtetu(テツ)から登場しました。

今回ご紹介するのは、tetu　時計。アルミと南部鉄との異素材の組み合わせがとても新鮮な置時計です。鉄をイメージすると冷たい印象を受けますが、こちらの南部鉄は砂のようなざらっとした質感が、柔らかい雰囲気を醸し出しています。また、その耐久性は高く、重厚でありながらもどこか懐かしさを感じさせるのが「南部鉄器」の特徴です。

400年もの歴史を持つ南部鉄

江戸時代から人々に親しまれ、400年もの古い歴史を持っている「南部鉄」。
この「tetu（テツ）」シリーズは、南部鉄の特徴である、どっしりとした重みをマイナスに捉えるのではなく、現代に合わせた暮らしの道具として使用出来るようにと誕生しました。

こちらのtetu　時計は、スクエア型のシンプルな時計です。大きすぎないサイズなので、デスクに置いても場所を取りませんが、その存在感は十分にあります。3時、6時、10時の部分が丸く凹んでいて、時間が分かりやすいデザインになっています。また、南部鉄の重さを利用して、机の上の本に添わせればブックスタンドとしてお使い頂くのもおすすめです。

tetu　時計のトップコートには「くのいちブラック」という環境負担の少ない特殊な塗料を使用しています。耐防錆塗料などの利用は最小限にしているので、南部鉄ならではの質感をお楽しみ下さい。

「tetu（テツ）」シリーズのデザイナーである小泉誠さん。デザインの特徴は、素朴で優しく、ほっとするようなデザイン。箸置きから建築に至るまで、生活に関わる様々なデザインを手がけています。

時代を越えても長く愛用される南部鉄器。私達の身近な道具として生まれ変わりました。大切にしたいものを長く使う。簡単なようで難しい事ですが、長く愛用したいと思えるtetu　時計です。