子供のころ夢見ていた21世紀の車ってどんな車でしたか?宙を飛んだり、水中を走ったり、現実はまだまだそれには追いつけませんが、手のひらサイズの未来の車だったらもう手に入るのです。
H-racerは光と水の力で走る小さなスーパーカー。たかがおもちゃと侮るなかれ。小さくても実際に車として走行するために必要な設備は全て揃っているという本格派なのです。それもそのはず、製作元であるHorizon社が実験室で開発中の水素自動車のミニチュアバージョンなのです。
ソーラーパネルが太陽の光をめいっぱい受けて作り出した電気が、タンクの中の水を水素分解して、ステーションに水素を溜める。これがH-racerの動力源となります。本体の車や水素ステーションを自分で組み立てるところからスタートなので、なんだか小学校の理科の実験を思い出してワクワクしてしまいます。
そしてこのH-racer、アメリカのTIME誌が年に1回その年を代表する発明を発表するBest Invention賞を、2006年に受賞しました。それも「おもちゃ部門」ではなく「交通機関部門」を受賞したということからも、小さくたって未来を先取りするスーパーカーであることが窺えます。
水素自動車は大気を汚す一酸化炭素などのガスを排出しない、クリーンなエネルギーの自動車です。近い将来なくなるかもしれない石油に代わる燃料として、水素に注目が集まっています。マイカーとして購入できるようになるのはまだ少し遠い未来の話になりそうですが、地球に優しい水素自動車の開発は着々と進んでいるようです。H-racerはその第一歩目となるのでしょうね。
大層なことを紹介しましたがこのミニカー、晴れた日に窓辺に置いてたっぷりとエネルギーをチャージしてから、ゆっくりと走り出す瞬間を見守る…それが一番の楽しみ方だと思うのです。H-racerがあれば、晴れの日がもっと待ち遠しくなるかもしれません。まずは日差しが燦々と降り注ぐ窓辺を探してみましょう。小さなスーパーカーと一緒にひなたぼっこをしつつ、胸いっぱいに深呼吸をしたら、空気がいつもよりおいしく感じられるかもしれません。
世界中の科学者、技術者、そして企業家が集結し、2003年にシンガポールに設立された国際的な企業。
設立以来、超軽量・小型、そしてコストパフォーマンスの高い水素燃料電池を続々と開発し、携帯型燃料電池をはじめ、モーターボート用やゴルフカート用など多様な用途に応用しています。
2007年には、米国NASAや空軍と共同開発したUVA(UNMANNED AERIAL VEHICLES=無人飛行機)が世界記録を樹立するなど水素燃料電池のリーディンカンパニーとして活躍を続けているのです。
上海にある研究所では、炭素系燃料の使用をやめ、地球に優しく、再生可能で安価な資源からできる水素燃料電池を導入するべく、日夜研究を行っています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
H-racer 送料無料対象商品(一部地域除く) |
¥20,900(税込) |
✕
|
販売終了 |
カートに追加されました