ずっと使いたいモノ、置いてます。

コーヒーで親子3代の情熱を感じる

湯気とともに部屋に立ち上る豊かな香り。味わい深くもすっきりとしたコク。美味しいコーヒーの条件は、挙げれば切りがありません。コーヒー専門店やカフェで飲むコーヒーももちろん美味しいけれど、家庭でプロの味を楽しみたいという思いはコーヒーファンに共通ですよね。

コーヒー抽出器といえばネルドリップやフレンチプレス、そして憧れのサイフォンまで実に多種多様ですが、その中でもお手軽なのがペーパードリップ。でも自分でコーヒーを淹れると、アクやえぐ味が残ってしまう。「名門ドリッパー」にはそんな悩みを解決してくれる秘密が隠されているのです。

そのドリッパーを手に取ると、フィルターの形が円錐形をしていることに気付きます。「名門ドリッパー」の特徴は、その形状が台形ではなく円錐形をしていること。アクやえぐ味をドリッパーに落とさず、豆の旨みを引き出すことで、コーヒー専門店やカフェで頂くような風味豊かなコーヒーを味わえます。

円錐形フィルターが生み出された背景には「美味しいコーヒーをより多くの人に味わって欲しい」という親子3代に渡るKONO(コーノ)の歴史があります。コーヒー抽出器のパイオニアであるKONO(コーノ)の初代社長・河野彬さんが日本初のサイフォンを開発したのは1925年のこと。抽出器の開発は2代目敏夫さんへと受け継がれ、1968年にペーパードリップの簡便さとネルドリップの長所を兼ね備えたプロ仕様の抽出器として、円錐形フィルターが生まれました。そして3代目にあたる雅信さんが、より抽出しやすく家庭でも美味しくコーヒーを淹れられる「名門ドリッパー」を世に送り出しました。

KONO(コーノ)が生み出した初期の珈琲サイフォンは、当時1円80銭という高級品だったそう。家庭でもより多くの人に美味しいコーヒーを、という祖父の情熱が孫の世代へと受け継がれることで生み出された逸品。それがこの「名門ドリッパー」なのです。

「名門ドリッパーセット4人用」は円錐フィルター、グラスポット、ペーパー、計量スプーンの4点セット。たっぷりコーヒーを淹れて、家族や友人とゆったりコーヒーブレイクするのがおすすめです。スタイリッシュな箱に入っているのでコーヒー好きな方へのギフトとしても喜ばれそうです。

「名門ドリッパーセット」は、注いだコーヒーの底に親子3代の情熱が見える、そんなドリッパーなのです。