水筒やコップ、麦茶のポットなど、深さがあって洗いにくいものも、紀州棕櫚のたわし ポット用 ブナ柄があれば安心。一度生活に取り入れてみると、日々感じていた少しの不便が解決し、その便利さに気が付きます。億劫な洗い物のときに助けてくれる、頼もしい日用品です。
棕櫚という素材
棕櫚を主な素材として暮らしに寄り添う道具を手がけている高田耕造商店(たかだこうぞうしょうてん)。棕櫚はヤシ科の常緑高木で幹を抱くように巻いている樹皮は腐りにくく伸縮性に富んでおり、たわしや箒をはじめとした様々な製品に使われてきました。
また、棕櫚は樹皮だけでなく、葉や花、実なども全て使われていたほど、私たちの暮らしに役立てられてきた植物です。しなやかで高い耐久性があり、加えて水にも強いことが長く重宝されてきた理由があり、それで作られた箒は「一生に3本あれば足りる」と言われるほど丈夫でお直ししながら長く使い続けられるといった特性もあり改めて見直されています。
持ち手付きが便利なたわし
現在では入手困難な紀州産の棕櫚皮を独自ルートで入手し、その貴重な棕櫚繊維を厳選使用して一つずつ丁寧に巻き上げられた紀州産棕櫚たわし。ブナ材を使用した持ち手は、優しい手ざわりのブナを職人が握りやすい形に加工したもので、日本製品らしい気遣いが感じられます。様々な形状にフィットするたわしに長い柄を付けたことで、なかなか取れなかった汚れも気軽に清潔に洗うことが出来、日々重宝するたわしです。
たわしは固いものというイメージが定着してしまっていますが、高田耕造商店の棕櫚たわしを手に取ると、繊維のしなやかさを持った、優しい手触りを体感することが出来ます。もちろんコシもあるのですが、手に持った時のチクチクとした感じが少なく、手にも優しい使い心地が、心地良いのです。勿論、たわしですので、ある程度の硬さ、コシを持ち合わせた素材ですが、一般的なたわしと比較してみると高田耕造商店のたわしは、棕櫚の優しさを感じます。
日々の暮らしに良質な棕櫚を
1930年頃から和歌山県で棕櫚製品を作り続けている高田耕造商店(たかだこうぞうしょうてん)。和歌山県は棕櫚の名産地として知られていましたが、時代とともに輸入品のパームヤシなどに取って代わられ、棕櫚山が減少してしまいました。伝統の棕櫚産業を守っていくためには、棕櫚山を守らなければならないという想いから、高田耕造商店は棕櫚山の育成プロジェクトを立ち上げ、良質な棕櫚の栽培を長い年月をかけて手がけています。
高田耕造商店はキッチン用たわしから体洗い用、掃除用箒など様々な製品を棕櫚で生産しています。厳選された良質な国産棕櫚は体洗い用のたわしなどに、耐久性が必要とされるキッチン用や箒にはコシのある輸入棕櫚を使用しており、適切な価格で良質な棕櫚製品を届けていくことにこだわっています。
現代では学校での子どもたちの掃除の機会も減っているといいます。同じものを使う次の人を思いやる気持ちを、昔の日本人は掃除で教えてきたのだと思うと、家庭で掃除を学ばせるにも箒は有効的ではないでしょうか。掃除当番のとき、好きな箒があったように、庭で塵を箒で巻き上げることが楽しかったように、段階を踏んで掃除から人を思いやる気持ちを養う機会にも繋がりそうです。
サイズ | たわし部分:幅約16×奥行3.5×高さ3.5(cm)
※柄:21cm |
素材 | 棕櫚(和歌山県有田川町産)・ステンレス・ブナ(ドイツ産) |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
1930年頃から棕櫚(シュロ)製品を作り続けている高田耕造商店(たかだこうぞうしょうてん)。棕櫚はヤシ科の常緑高木で、幹を抱くように巻いている樹皮は腐りにくく伸縮性に富み、古くから繊維を取るのに重宝されていました。高田耕造商店では、古くから伝わる技法・栽培方法で国産の棕櫚を職人の手により1枚1枚採取しています。
固く、ごわごわとしたイメージが定着している「たわし」。そんなイメージを覆すかのような、手肌にも環境にも優しい国産の棕櫚たわしは、自然素材の優しさと、先人たちの育んできた知恵を現代の生活に合わせて共有するという高田耕造商店の理念を体現する逸品。毎日使うものだからこそ、使う人にも、ものにも、環境にも優しくありたいと願う、暮らしに密着したブランドです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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紀州棕櫚のたわし ポット用 ブナ柄
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