ずっと使いたいモノ、置いてます。

風景の色を縫い止める

コロコロと丸い形の縫い糸が彩り良く並んだHOME THREAD BALL#30。中に紙の芯が入った玉巻き型の縫い糸は、昔ながらの裁縫道具を思い起こさせます。

DARUMA THREAD(ダルマスレッド)の縫い糸は、ボタンや布の補修用としてだけでなく、刺繍や飾り糸としてお使い頂いてもポイントになる綺麗な色が揃っています。丈夫で美しい糸ですので暮らしの様々な場面でお使い頂けます。

HOME THREAD BALL#30は、半透明の袋の中にボール型の縫い糸がお行儀よく整列しています。赤いダルマが目印で、中に入った縫い糸の色が透けて見えるので、つい手にとってしまいたくなるようなデザインです。

それぞれのセットには5色の縫い糸が入っています。裁縫箱の中に、こんな鮮やかな糸が入っていたら、ささやかな日々の暮らしに彩りが増しそうです。それぞれの色の組み合わせには、日本の風景を連想させる名づけがされていて、色に込められたストーリーを感じることが出来ます。

Hakusan…
白山の頂上から見る青い空と青々とした森

Hanao…
山口県の春に菖蒲（ショウブ）の花が咲き乱れる様子

Kyonojo…
京丈山に登る途中で見える朝露やコケ、湿気ある山道

Kasumigaura…
霞ヶ浦沿いのヨットハーバー

Hyakujuro…
百十郎桜が満開のイメージ

お好きな色のセットをお選び頂いても良いですし、地名にちなんで選ぶのも楽しそう。可愛らしいパッケージに入った、暮らしに使える丈夫な縫い糸は、ギフトにもおすすめです。

京都の絞り鹿の子商で修行を積んだ横田長左衛門が糸の製造と行商を始めたのは、明治34年のこと。

創業当初は、絹や木綿など、さまざまな生地が登場した時代でした。そんな中、手縫い糸が暮らしを支えるものだと考えた横田夫妻は、高品質の絹カタン糸を生み出しました。カタンとは、コットンの意。絹のような光沢、指通りが滑らかで、丈夫な糸。そんな絹カタン糸はたちまち評判となり、広く家庭で扱われるようになりました。

1943年より京都紫野において染色を始め、現在は最新機器を利用しつつも、昔と変わらない手法で、綿糸の加工、精錬、染色、手芸糸の染色までを自社工場で行っています。気に入ったものを長く使うために、衣服がほつれたら縫い、布を接ぎ、新たな美しさを見出していく。DARUMA THREAD(ダルマスレッド）は、おしゃれの基本となる愛着の信念を教えてくれます。

愛らしい見た目の良さだけでなく、その高い品質から暮らしを支えてくれるDARUMA THREAD(ダルマスレッド)のHOME THREAD BALL#30。たった一本の縫い糸が、人と人の想いをもつないでくれるということを、そっと教えてくれるような気がします。