経年変化で艶を増す伝統素材を生かした漆塗りのヒグマのブローチ。
ヒグマでイメージするのはシャケを生け捕る北海道の民芸、熊の彫りもの。北海道のお土産ものとして、昔の家では、一家に一つ見かけました。そんな大自然の中で生きるヒグマを愛らしくしたのが、倉敷意匠のヒグマのブローチです。
漆の特徴と魅力
木の幹につけた傷口からしみ出てくる乳白色の樹液「漆」。麗しい光沢と、堅牢な塗料になるこの樹液を、9000年も昔から日本人の暮らしに使われていました。縄文時代から、器や道具の耐久性を高める素材として使用したり、美しい艶を持つ塗料としての漆を活用してきた古い歴史があります。また、仏像制作や装飾を施す時の接着剤としても現代まで使われてきました。 漆器は、海外でも日本の代表的な素材として注目され「japan」と呼ばれ、日本を代表する特産品となっています。
岩手県二戸市には、国産漆の約6割を生産している浄法寺町があり、漆の文化を絶やしてはならないと、漆掻き職人達がウルシの木を育て、塗師達は国産漆にこだわった漆製品を作り続けています。
ウルシの木一本から年間収穫量は、たったの200g程度と言われるほどで、素材にその漆を塗ると、表面は乾燥するのではなく化学変化を起こし、酵素の働きで固化し、素材表面は堅牢、頑丈になるのです。
永く愛されるものとしての願い
倉敷意匠で紹介する漆工芸家の堀内さんは、国内でも品質が高いと言われている岩手の浄法寺漆を、岩手県安代町漆器センターで学び、誠実な塗りを基本に使うほどに強度を増し、深い味わいと艶を備える漆の魅力をアクセサリーという形にして、若い人や漆に馴染みが少ない人にも知ってもらえるようなものづくりを目指しています。
「本当に永く使っていただけるものだから、とにかく永く愛されるものづくりをする」という理念に基づき、素材にこだわり、使う人にも愛着を持って使ってもらえるアクセサリーは、どれも北海道に生きる動物たちをモチーフにしています。北海道産の木材、間伐材を削りだし、その後漆を塗り重ねてぽってりとした表面の質感を出していますが、その漆はというと、10年20年かけて育った木から、やっとコップ一杯程度の樹液が採れるという貴重なもの。
職人の手により塗膜として再生することで、以後何百年、何千年の時に耐えうる、強固な素材になると言われています。
岩手県の浄法寺産の国産漆と中国産漆を使用した製品は、日々触れるほどに、拭き込むほどに、輝きが増していきます。
使い続けて艶を増す様子が待ち遠しい、動物型の漆ブローチは、一つ二つと揃えたくなる愛らしさがあります。さりげないおしゃれに、女性への贈りものとしてもおすすめです。
派手さがない色とデザインですので、胸元だけでなく帽子やスカーフに、バッグにと付けてお使いください。
日々使い育てるものづくり
1981年、江戸時代から続く、美しい町並みで知られる岡山県倉敷市で、繊維製品のプリントデザインとシルクスクリーン印刷工場としてスタートしたのが始まりの倉敷意匠は、手仕事の伝統が残る倉敷を拠点に活動する雑貨メーカーのブランドネームです。
倉敷意匠は、肌合の不揃いな陶器や、溶接の跡が残るほうろう。色あせた紙。かすれのある絵柄やインクのにじみ。素材を大切に、ものづくりの過程とそこで生まれる風合いを独特の個性に磨き上げ、温もりある道具を作ります。
熟練した職人の技術をからみ合わせながら生み出されるものづくりは、日用品として日々使われることで、より美しく育つ、誰かにとってのかけがえのない道具たちを生み出す倉敷意匠の製品です。
サイズ | 大:縦3.2×横5.7(cm)
小:縦2×横3.5(cm) |
重量 | 大:約5g
大:約4g |
素材 | 木/国産漆・中国産漆 |
色 | 白漆・黒漆 |
箱有無 | 無 |
1981年、江戸時代から続く、美しい町並みで知られる岡山県倉敷市で、繊維製品のプリントデザインとシルクスクリーン印刷工場としてスタートしたのが始まりの倉敷意匠は、手仕事の伝統が残る倉敷を拠点に活動する雑貨メーカーのブランドネームです。
倉敷意匠は、肌合の不揃いな陶器や、溶接の跡が残るほうろう。色あせた紙。かすれのある絵柄やインクのにじみ。素材を大切に、ものづくりの過程とそこで生まれる風合いを独特の個性に磨き上げ、温もりある道具を作ります。
熟練した職人の技術をからみ合わせながら生み出されるものづくりは、日用品として日々使われることで、より美しく育つ、誰かにとってのかけがえのない道具を生み出します。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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