ずっと使いたいモノ、置いてます。

オブジェ?　答えは、とても実用的な傘立てでした。

うちに置く傘立てを選ぶって、悩みますよね。
たとえば一人暮らしだと、玄関のスペースにも限りがありますし、とりあえず玄関外に立てかけたり、靴置きにかけてみたりと、少し持てあまし気味な方も少なくないと思います。

そういう方には、スプラッシュはとても実用的な傘立てかもしれません。
場所を取らずに美しい傘立てをと、デザイナーである浅野さんが考えられました。

雨の日に、水溜りに出来る水しぶきをモチーフにつくられたスプラッシュ。
傘の先端だけを刺して立てるという、通常の傘立てとは違う観点から生まれました。
ぱっと見た感じですと、6本までさせるように見えますが実は、その外側にもさせられるように考えられています。
外側に関しては、水の受け皿がなく乾いた傘専用。
スプラッシュは小さなサイズにもかかわらず、本体自身に1.2kgある重量で最大12本もの傘を立てられるようになっています。
雨の日は、外側にささっている傘を取り出し、うちに戻ってくれば内側にさして置くといった使い方です。

あとあまり触れられていませんが、必要最低限な資源で作られているスプラッシュはとてもエコデザインな商品です。
また、一体成型のゴムで出来てますから、壊れにくく、末永くお使いいただけます。
しかしながら、親切に作り手が、象を乗せると壊れてしまうと注意書きをされていますので、心当たりのある方はお気をつけ下さい。

色は、華やかなピンク、落ち着いたオフホワイト、元気がでるイエローの3色をご紹介します。
色違いで2個ぐらい玄関に転がしておくのも可愛いかもしれません。
2003年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。
受賞した理由も分かります。