鼠志野向付(ねずみしのむこうづけ)。
鼠志野とは、美濃焼の一種でもある志野焼の一つの技法で、鉄化粧を施した素地をへらで搔き落として文様を描き、長石釉を厚めに掛けて焼いたものを指します。そして向付とは、お刺身や酢の物等を盛り付ける器のことで、元々は茶懐石の中で飯碗と汁椀の向こう側にお造りが置かれたことから、このような呼び方が生まれたと言われています。洋食の一品料理などを盛り付けるのもおすすめで、食卓がぐっと華やかになるような器です。
この鼠志野向付を作るのは、美濃焼の一大産地、岐阜県土岐市駄知町で創業50年を迎える窯元、南窯(みなみがま)です。
南窯(みなみがま)は、初代が洋画家を目指しながら始めたのが始まりで、当時は小松陶苑という赤絵付けの工房でした。今では器の制作も行うようになり、現在は2代目工藤 工氏が、織部、志野、粉引、赤絵、安南風呉須絵などの陶器を、ロクロ、タタラ成型で一つ一つ手づくりでつくり続けています。平成17年、美濃焼伝統工芸士に認定され、焼き物の産地で確実に名を残しています。
鋳込みや動力といった大量生産の形はとらないものの、手づくりで量産することを目指しています。それは、陶芸家としての作品づくりではなく、あくまで、職人であることを意識し、日常の中で使える器を手に取りやすい価格で提供したいという思いがあってのこと。その器で多くの人々が豊かに暮らし、幸せになってもらいたいと南窯(みなみがま)は考えています。
南窯(みなみがま)では、人の手でしか作れないモノへのこだわりも深く、どの製品からも作家もののような温もりを感じさせます。「鑑賞する器」ではなく、多くの人に気兼ねなく使ってもらえる器を、できるだけ手頃な価格で、と考える窯元は、モノのあり方やモノとの付き合い方、それらと一緒に生活する中で感じる幸せや、豊かさとは何かまで教えてくれているような気がします。
機械生産の製品にはない、一つ一つ人の手で作られるあたたかみと、職人の一瞬一瞬の思いが込められ、自然との調和によって生まれる個性ある仕上がりは、全てが一点ものと呼べる貴重なものばかりです。それでいても手に取りやすい価格を目指した南窯(みなみがま)の器たちは、日々の食卓で何を盛り付けようか、誰をどのようにもてなそうか、と考える楽しみで、日常に幸せと豊かさを運んでくれます。
サイズ | 直径約16×高さ7(cm) |
重量 | 約356g
|
生産地 | 岐阜県美濃市 |
特徴 | 美濃焼・伝統工芸品 |
箱有無 | 有 |
南窯(みなみがま)は、美濃焼の一大産地、岐阜県土岐市駄知町で創業50年を迎える窯元です。
初代が、洋画家を目指しながら始めたのが始まりで、当時は小松陶苑という赤絵付けの工房でした。器の絵付けに始まり、器の制作までに至り、現在は、2代目工藤 工氏が、織部、志野、粉引、赤絵、安南風呉須絵などの陶器を、ロクロ、タタラ成型で一つ一つ手づくりでつくり続けています。
美濃焼には1300年の歴史があり、食器類の生産が全国シェアの約60%を占め、日本のやきものの代表と言えます。
どこの家庭にも当たり前に存在し、今も昔も日本の食卓に欠かせない器が美濃焼です。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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