ずっと使いたいモノ、置いてます。

日本のために作られたクラシックグリルパン

1857年にドイツで創設されたターク社は、150年間変わらない製法で1枚の鉄から鍛造のフライパン、グリルパンを作り続けています。
鉄の塊を真っ赤に熱し、何度も叩いては熱しを繰り返して成型した鍛造のフライパンは、一見高価のようでも、何代にもわたってお使いいただけるフライパンです。

焼き料理が最高の仕上がりに

鉄の塊（銑鉄）から高温で加熱、鍛造を繰り返した後、1枚の鉄の板を何度も叩いて成型されたフライパンは、型で造られたものよりも強度と密度が高く耐久性があり、つなぎ目のない一体型。適切なお手入れをすれば半永久的にご使用いただけます。
このフライパン作りができる誇り高き職人は、現在ごく少数の人に限られています。そのため年間を通して生産できる台数にも限りがあり、大変希少性の高いものになります。

熱まわりがよく蓄熱性に優れているので、短時間で食材の持つ味を十分に引き出しながらしっかりと火が通り、おいしく調理ができるのです。保温性も高いため、一度温まると一定温度を保ちます。
厚い肉の塊も温度が下がりにくく水分をよくとばすため、外はカリッと、中は肉汁を留めたジューシーなステーキが焼けます。パンケーキやソーセージ、野菜や魚もシンプルに塩コショウのみで焼いただけで美味しい一品に仕上がる優れものなのです。
鉄の調理道具から放出される鉄分で、現代人に不足しがちな鉄分も補うことができます。

日本からの要望で、深めの両側ハンドルに

'タークのフライパンですき焼きが出来たら'という発想のもと、日本で企画した両側にハンドルを付けたクラシックグリルパン。
ハンドルは溶接での取り付けです。クラシックフライパンに較べ深さがあるため、すき焼き等の汁気のあるものや炒め物、グラタンやローストチキンなどのオーブン料理にも適しています。パイ生地のデザートもパリッとした食感に焼きあがります。またそのまま食卓へ出しても様になる点も嬉しいポイント。
クラシックフライパン、グリルパン両方が揃えば、レベルの高い幅広い料理が実現します。

出会った時から風情のある佇まいが魅力的ですが、使い込むほどに鉄肌もツヤを増し、さらに味わい深くなっていきます。プロの料理人も使う本物のフライパン。料理の腕を上げながら一緒に時を重ねることが楽しみになります。
料理中の姿が絵になるturkのフライパンは、贈り物としてもきっと喜ばれます。

末長くご使用いただくために、必ず '焼き慣らし' をしてからご使用を開始してください。はじめにフライパンに油を馴染ませておきますと、食材が焦げ付きにくくなり、防錆の効果を持続させます。

◇焼き慣らしの手順　
１.本体についたラベルやテープ等をきれいに剥がしてください。
（テープを剥がした際に表面が少々剥離したり、テープの跡がつくことがありますが、輸送中の錆止めに施したコーティングが剥がれたもので使用していくうちに消えていくもので不良ではありません。）
２.フライパン表面の植物性の錆止めコーティングを取る。 （お届け時の本製品は、防錆のため表面に軽く植物性のコーティングを施しております。）フライパンに熱湯と中性洗剤を入れ、ブラシやタワシで擦り取ります。きれいにゆすぎ、火にかけ水分をとばしてよく乾かします。
３.油を馴染ませる。（2,の工程後、速やかに行ってください、そのまま放置すると錆の原因となりますので、ご注意ください。）
フライパンに1cm位の深さまで植物油を注ぎ、塩（大さじ1程度）、ジャガイモの皮などの野菜くずを入れて弱火にかけます。木べら等でゆっくりと、グリルパンのふちまで油を馴染ませます。そのまま弱火で10分ほど野菜くずが茶色に色づくまで木べら等で混ぜます。火を止めて野菜くずと塩を拭き取り、ぬるま湯で洗い流します。ペーパータオルなどで水気を拭き取り、フライパンを火にかけ、水気を飛ばしたら焼き慣らし完了です。
4.ご使用当初は通常より多く油を使います。使用回数を重ねることにより、油が馴染んで黒っぽくなり、必要な油量も減ります。

◇焼き慣らしで付いた油の皮膜に傷がつき、腐食の原因となりますので、以下の点にご注意ください。
・金属製のヘラの角で強くこすったり、金属ヘラを立てて料理のカス等を擦り取らないでください。
・フライパンの内面で材料を刻まないでください。
・腐食の原因となりますので、酢・重曹等の酸性またはアルカリ性のものは使用しないでください。
・極端な空焚きは火災ややけどの原因になりますのでおやめください。