ずっと使いたいモノ、置いてます。

雨の街の人魚になる

朝のニュース。天気予報の時間。日本列島に並ぶたくさんの傘マーク。
さて、今日はどの靴を履いていこう…と悩んでしまいます。こんな時に、まるでブーツみたいな長靴があったらいいのにと悩む、足元お洒落にも気を使う女性の方に朗報です。

レインブーツ『PREMIER(プルミエ)』は、まるで革のブーツのような長靴。これまで雨の日には、濡れることを覚悟でいつもの靴を履くか、少しずん胴で足にフィットしない長靴を選ぶかしか、選択肢がありませんでした。けれども、PREMIERは本当にこれが長靴？というような美しいフォルムで、足元を飾ってくれるのです。

丸みのある愛らしいフォルムでありながらも、女性らしいきれいなシェイプ。足首部分をきゅっと絞ったデザインを可能にしたのは、後ろ側に開くファスナーです。そのバックファスナーを開くと、内側にはアクセントカラーの水よけが顔を出します。
美しいだけでなく、実に履き心地が良く機能的。CoralのレインブーツPREMIERは、そんな長靴です。

この美しいレインブーツをデザインしたのは、とある2人のグラフィックデザイナー。自分たちのデザインを形にしたいと思い続けていたある日、若い女の子がローファーをぐしゃぐしゃに濡らしながら雨の中を歩いているのを見て、みんなが履きたくなる、かわいい長靴を作ろうと志したのでした。

そんな2人のデザイナーの熱い思いを形にしたのは、1923年に創業した、ゴム製品の純国産メーカー。デザイナーたちの設計図を実現するためには、80年以上もの実績を誇る技術力が必要だったのです。
Coralの長靴はハンドメイドのため、製作には大変な時間がかかります。けれども、少量生産で高い品質を確保するため、日本国内での手作りの生産を決めたのだそうです。そして素材には柔軟性と耐久性を兼ね備えた天然ゴムを採用。多くの長靴は合成ゴムから作られていますが、天然ゴムは植物由来の、環境に負荷が少ない素材です。
日本人に合ったフォルムの足型を使い、ひとつひとつゴムを職人さんが張り合わせて作り上げるレインブーツ。雨の日の足元がお洒落で素敵になるだけでなく、とても快適な履きやすさを実感できます。

このシックなレインブーツにインパクトを加えているのが、そこかしこに覗くオレンジ色。
パーツ断面から控えめに、ソールの底面に大胆に、そしてバックファスナーを開けば実はそこにも。黒とオレンジのツートーンカラーが実に洒落ています。18mmのヒールには、雨の日でもお洒落をしたい女の子の気持ちを汲み取ってくれるかわいらしさがあります。

天気予報に傘マークが連なる、日本がしとしとと雨降りの日。そんなどんよりお空の日も、お気に入りのレインブーツで出かければきっともっと雨降りを楽しめるはずです。降り注ぐ雨を傘に受けて、水たまりを飛び越して蹴飛ばして、その後の青空と虹を思い浮かべる幸せな雨降りの日がやってきますように。