帆の布と書いて「帆布(はんぷ)」。かつてはトラックの幌や、鉄道貨物のシートなど、工業用品、実用品として主に使われいたというだけあって、タフで少し無骨なところが人々から愛される理由かもしれません。そんな帆布を使用したバッグはファッションアイテムとしても定番化し、街中でも良く見かけるようになりましたが、新しくも普遍的、そして使う人にしっくりと馴染む大人の帆布バッグは、意外と見つけるのが難しいものです。
渋くて、格好良い
fabricaは、倉敷帆布を素材としたものづくりを行うブランド6SHiKi (ロクシキ)のバッグシリーズ。素材としての帆布の魅力を存分に活かしつつ、大人が持った時に独特の渋さや格好良さを醸し出す、都会的なシリーズです。fabricaトートM 0002 khakiは、現在生産されていない貴重な「シャトル織機」で、代々職人の手で撚糸から製織までを一貫生産している倉敷帆布と、ヌメ革を合わせたトートバッグ。使い始めは帆布ならではのしっかりとした硬さを感じますが、1ヶ月も使ううちに馴染み、使い心地が良くなっていきます。帆布の中でも特に生産が難しいと言われる先染めの9号帆布に撥水加工を施し、洗いをかけることで独特のシワ感を表現。いくつもの工程を経て製造された帆布生地に、ベジタブルタンニン鞣しのヌメ革がとても良くマッチしています。
見た目はもちろん、内部にも様々な工夫があるのがこのバッグの持ち味。大小2つのポケットが付いていて、携帯電話やパスケースを入れるのにぴったり。鍵を付ける為の金具(Dカン)も付いているのが嬉しいポイント。大きめのトートバッグは中身がごちゃごちゃしがちですが、小物をポケットに入れておけば、バッグの中で迷子になるのも防げます。また、雑誌など大きな目なファイル類も入るポケットもついています。さらに持ち手は表面が革、裏側が帆布という風に異素材を合わせた仕様になっていて持ちやすく、トートの底面となる袴部分は一枚革を使用した重厚感で、細かな設計にこだわりを感じるトートバッグです。
カーキは、男女問わずカジュアルにお使い頂ける定番カラー。牛革のブラウンとの相性も良く、革と帆布のコントラストが絶妙です。落ち着いたトーンでありながら他と差がつくアースカラーは、6SHiKiのラインナップの中でも人気のお色です。
倉敷帆布の歴史
明治以降、トラックの幌や、鉄道貨物のシート、テントなど丈夫さを要する産業用素材に多く使われてきた帆布。その中でも、倉敷帆布は、素材、使い心地の良さ、丁寧な製品作りで、一級帆布と言われています。原糸から一貫生産にこだわり、JIS規格に沿った製品づくりを現在も行うという信頼出来るものづくりの6SHiKi (ロクシキ)。6SHiKi (ロクシキ)のバッグは、シャトル織りで、強度を保ち、たて糸がほつれたりしないように織られています。また、生地に先染めをしているため、余計な色落ちの心配も少ないのです。
倉敷帆布は、徐々に柔らかく体に馴染むようになり、帆布独特の風合いで、長く愛用したくなる素材です。使うほどに味わいを増していく、帆布とヌメ革のコンビネーションをお楽しみ頂けるfabricaトートM 0002 khakiです。
サイズ | ・幅約45×奥行(マチ)14×高さ35(cm)
・持ち手全長約53(cm) |
素材 | 倉敷帆布・牛革 |
重量 | 約820g |
製造国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
1933年創業の岡山県倉敷市にある株式会社バイストンから新しいカルチャー発信ブランドとして生まれた6SHiKi (ロクシキ)。
6SHiKi (ロクシキ)とは、眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識の6種の認識を意味する仏教用語の六識を由来に、人間のもつすべての感覚で感じることの出来るカルチャーの発信を目指しています。
現在、生産されていない貴重な「シャトル織機」を使用し、代々職人の手で歴史ある「倉敷帆布」を織り続け、日本古来からの伝統の技や表現、ものづくりを新しいJapan madeアイテムとして6SHiKi (ロクシキ)が発信します。
自然素材そのままの倉敷帆布の良さ、日本のものづくりのすばらしさを感じることが出来る6SHiKi (ロクシキ)です。
¥42,900(税込)
¥37,400(税込)
¥16,280(税込)