ずっと使いたいモノ、置いてます。

スマートな所作

身だしなみは足元から、とは良く言われるものですが、ふと見た足元に人となりが出ているなと感じたことのある人は少なくないのではないでしょうか。特にビジネスの世界ではシューケアは大鉄則。日々お仕事に励んでいるあの人に、お疲れ様の気持ちを込めて、シューホーン（靴ベラ）を贈るのはいかがでしょうか。

「靴ベラ」と聞くと、どうしても出勤時に使うお家用サイズのものを思い浮かべてしまいがちですが、ポケットにすっぽり収まる、携帯用のシューホーンは外回りの多いお仕事では、あると重宝するもの。1日の内に脱いだり履いたりすることも多く、玄関先でスマートに支度ができます。シューホーンを使う目的は、何より靴を傷めないという点にあります。革靴は足にぴったりのサイズを選ぶことが、最も美しく見え疲れにくいと言われていますが、そうすると脱ぎ履きし辛く、無理に足をねじ込むことで踵部分がシワになってしまったり、靴の形が崩れたりしてしまうことも。そんなジャストフィットの革靴に足を滑り込ませるため、シューホーンの活躍は無視できません。

使用している「ALPS CORDOVAN」は東ヨーロッパ（主にポーランド）の大型農耕馬の臀部（お尻）にのみ存在する鎧のように固い緻密な真皮層（コードバン層）を長野県にある歴史あるタンナーが南アルプスの伏流水と植物タンニンで鞣しています。鞣した後に革の表面を薄い皮膜塗装しラッカー仕上げをしているので、扱いやすく耐久性にも優れ比較的水分にも強いコードバンです。使い始めは静かで落ち着いた印象の光沢が有りますが、薄い皮膜仕上げなので使い込む程に艶が増し美しい光沢を纏っていきます。
頑丈な皮革であり、一般の牛革の2〜3倍の強度があるといわれているコードバンは、シミや、汚れ、傷などにも強く、長く使い続けることが出来ることも人気の理由ではないでしょうか。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）は、「100年続くモノコトを」をコンセプトに、考える人、作る人、使う人の想いを繫ぎ、ずっと長く使い続けられるモノを作り、語り継がれるコトを続けていくものづくりを行う、ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）。流行のあるものより、長く使い続けられるバッグのほうが、モノ、作り手、使い手、どの立場に立ってもプラスになると考え、生活と芸術を一致させようとした19世紀のウィリアム・モリスの用の美への考え方をバッグ作りに取り入れました。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、現代において使いやすい用の美とともに、環境に配慮した製造工程や地域の人々と行う社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。 デザインが派手でなくても、手に取るとしっくり来る、自分らしく馴染んでいくから、毎日使いたくなってしまう。ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、そんな愛着の湧く魅力があります。