ずっと使いたいモノ、置いてます。

フルレザーの魅力

イタリアの名産品であるレザー。中でもトスカーナ地方は、古くからレザーアイテムの生産がさかんで、革の種類によって、鞣しや加工の製法が発達した地域でもあります。Daniel&Bob（ダニエル&ボブ）はそんなトスカーナ地方に工房を構え、長く愛されるシンプルなものづくりを手がけています。

機能性が秘められた縦長シルエット

全面フルレザーで作られたレザートートバッグ THELMAは、レザーの風格がしっかりと表れた作り。縦長の大判サイズでありながらも、持ち手部分から底面に入ったラインがすっきりとしたフォルムを描いています。口の部分は大きく開き、A4サイズもすっぽりと収まるサイズ感なので、ビジネスバッグにも最適。さらに大きめに作られた持ち手は肩にすっぽりと収まるので、持ち運びもしやすい機能性が嬉しいポイントです。

レザーはバッグを肩に掛けた際に体に沿い、持ち手を閉じれば自然とバッグの口部分も閉じるしなやかさがあります。側面と底面で丁寧に張り合わされたレザーは耐久性も十分。荷物を入れても持ち堪えてくれる頼もしさが滲み出ているようです。内部にはブランドロゴが型押しされたポケットが付いており、小物の収納はこちらへ。バッグの外側、内側、底面、持ち手とレザーを最大限に活用することで、革の特性を存分に実感出来るバッグになっています。

品の良さを感じるレザートートバッグ THELMAは、男性のビジネスバッグとしてはもちろん、女性の方にもお使い頂けます。長く使えるシンプルな作りと、風格のあるレザーが徐々に色合いを濃くし、艶を増していく姿が楽しみな逸品です。

こだわりが垣間見えるレザーアイテム

1976年、イタリアンレザーの生産がさかんなフェラーラにてデザイナー兼オーナーのアンドレア・ボルトロッティにより設立されたDaniel&Bob（ダニエル&ボブ）。創業のきっかけは、当時世界的なヒッピームーブメントの最中に、仲間のために作った手作りのレザーベルトでした。このレザーベルトが好評となり、瞬く間に高品質なレザー製品のファクトリーとして世界で認知されるようになりました。

トスカーナ地方で鞣される上質なベジタブルタンニンレザーを使用し、時を重ねることで味わいが深まるものづくりにこだわり、設計、モデリング、最終製品化を全て同じ工房内で行っているので、異なる製造段階の中で相乗効果と迅速なフィードバックを成しています。毎年一定数のみの製品を製造することで品質管理を徹底し、多くの有名メゾンからのデザインやプロダクションも手がけています。

Daniel&Bob（ダニエル&ボブ）のクラフトマンシップを象徴するのが、バッグにとって命ともいえるハンドル部分。芯地を一切使わないレザーを手縫いで仕上げた肉厚のハンドルは「ジルハンドル」と呼ばれ、握ると手にしっくりと馴染むよう計算されており、その機能により独自のフォルムを有しています。