ずっと使いたいモノ、置いてます。

ダイレクトに伝わる上質感

男性が大人になるにつれ、Tシャツの着こなしが難しくなるという声を耳にします。代わりにシャツの出番が多くなる。予期しなかったことであっても、そんな大人ならではのワードローブの変化もまた、素敵なことではないでしょうか。

精巧なもの作り

ポーランドにとって記念すべき年、社会主義から民主主義、自由経済へと大きく旗を振った1989年に、バルト海に面したグダンスク近くの町トチェフにてスタートしたシャツの専門工房Emanuel Berg（エマニュエル バーグ）。
ジャスロ・シュフルダ氏は創業時、ドイツ北部の小売店に向けたシャツ作りからスタートしました。精巧な仕上がりにこだわった特別な製品を作り上げ、それは評判を呼ぶようになります。徐々にドイツやオランダの名高い紳士服店のためにシャツを仕立てるようになり、1996年にはドイツ・ケルンの中心にある有名なカテドラル近くに初の直営店をオープンさせました。家族経営でスタートした工房は、現在では2000人の従業員を抱え、年間70万枚ものシャツを生産するまでに成長しています。

使用する生地は1796年産業革命の只中に英国で誕生したシャツ生地メーカーTHOMAS MASON(トーマス・メイソン)のもの。ロイヤルワラント（英国王室御用達）も享受する由緒正しき英国メーカーも、現在は最新鋭設備が整うイタリアの３大紡績企業 「ALBINI(アルビニ)」の傘下に収まり、一部を除きイタリアにて生産されていますが、長年培ってきた職人技術は受け継がれ、世界屈指のエジプト産超長綿を使用した滑らかな肌触り、高密度でコシのある生地は世界最高品質とも言われています。

緻密で芸術的な30人

Emanuel Berg（エマニュエル バーグ）は、非常に細かなステッチの一本針によって縫われています。中でもこだわりはタフでありながらコンフォータブルな首のフィッティング。襟の芯材を巻き込むように表裏の生地が縫われ、ふっくらとした立体感のある形状を作り出します。計算された襟、台襟、身頃のバランスにより、ソフトな肌触りの高級感のあるシャツが完成します。
身頃は肌に直接縫い目が当たらないよう巻き縫いを施し、ラベルも専門の職人による、肌当たりのやさしい仕上がりのものを使用。ボタンはスイスメイドの専用マシーンで芯に縫い付けることにより、美しい仕上がりなっています。

一枚のシャツに携わる職人は約30人。機械によって仕上げられますが、そこには工程を厳しく見分ける目をもつ熟練職人が配され、正確に美しく、一日中着ていても疲れを感じさせないシャツを生み出しています。特別な設計で縫製され、洗濯しても簡単には縮みません。

大人を引き立てるシャツ
 
こちらのシャツに使用している生地はオックスフォード。見た目にもダイレクトに上質感が伝わり、しっかりと張りのある生地は大人の様々な体型の悩みもカバーしてくれます。
襟はセントジェームズという英国タイプの形です。ネクタイを付けても付けなくても、両方のスタイルを楽しめる形。ソフトな芯を使用した襟は、第二ボタンを襟側に近く設定したこともあり、ヨレずに綺麗な形をキープします。カフスボタンの位置は、少し付け根側に設定したことにより、より快適にフィットします。
ネクタイを合わせればビジネスや晴れやかなシーンに上品なスタイルが決まります。ジャケットの中にさりげなくも良く映える色柄。オフの日にはタイを外してカジュアルなパンツとサンダルやスニーカーを合わせて。1枚で様々なシーンに活躍し、大人にふさわしいスタイルを素敵に演出します。