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労働靴からドレスシューズへ

女性らしいきれいめスタイルにも、カジュアルにも合わせることが出来るおしゃれの定番靴、ウィングチップレザーシューズ。
履くだけで一段とおしゃれに見えてしまうという存在感がある頼もしい靴で、スカートやワンピース、パンツにも相性が良いことで、幅広いスタイルに合わせてることが出来る点も定番として支持される理由です。

もともと紳士靴の製法でありながら、女性が履いても男っぽくならない丸みのあるフォルムのバランスが女性の足をすっきりと見せてくれます。足を入れて見ると、重厚感のあるレザーシューズの割に軽さを感じ、インソールは、クッション性があります。履く度に、足馴染み良くフィット感が生まれ、履き心地の良い一足となっていく愛用してしまうPALANCO（パランコ）のウィングチップレザーシューズです。また、素材には、高品質な本革をベジタブルタンニンでなめしたものを使用し、本格的なグッドイヤーウェルト製法で、熟練した職人の手でハンドメイドに近い工程を丁寧に作っています。

グッドイヤーウェルト製法で作る靴

1.グッドイヤーウェルト製法で仕立てる靴は、複雑な複数工程を経て作られるため、型くずれしにくい。そのため、長時間履いていても疲れにくい。

2. アッパーとソールを掬い縫いとだし縫いという2つの縫製を経て靴を仕上げているので、 消耗部分であるアウトソールだけを取り替えることが何回でも可能。
PALANCO（パランコ）のアウトソールはレザーですので、消耗を気にする方は、事前にラバーソールをつけることをおすすめします。

3.外側の糸目は靴の内側に通じてないため、糸を通じて雨水などが靴の内部に浸水してくることが比較的少ない。

履き馴染んでいく靴

1979年にスペインの南西部、ポルトガルの国境に近いバルベルデカミーノという町でスタートした乗馬ブーツを専門に作るスペインのシューブランド、PALANCO（パランコ）。
乗馬ブーツは、その用途のために丈夫な仕様とグッドイヤーウェルト製法で長期実用性が高く、お手入れや修理を重ねながら長く履くことが出来るように作られ、本格的なレディースラインの乗馬ブーツを作る工場は、世界的に数が少なく、PALANCO（パランコ）がその数少ない中の一つでもある貴重な技術を持ちます。そうした綺麗で丁寧な仕上がり、技術力からメゾンブランドも製造を依頼されるほどのPALANCO（パランコ）なのです。

「ウイングチップ」とは

つま先（トゥ部分）に翼（WING）のような穴飾りがある靴を言いますが、その起源は、16世紀頃のスコットランドやアイルランドの湿地帯で、労働の靴、狩猟用の靴だったとされています。
今でいうドレスシューズの定番ですが、当時は、労働者達が森の中で働くために履いていた作業靴。湿地帯のぬかるみで、濡れた靴が少しでも早く乾くようにと、アッパーに穴を開けたという役割だったのが、ウィングチップの特徴的装飾です。
16世紀当時のウィングチップのルーツの労働靴は、19世紀末には、英国貴族の散策やハンティングブーツへと進化していきました。その後、1920年代、第一次大戦後の好景気にわくアメリカで、「多くの人種にフィットしやすい靴」として人気となり、トラッドスタイルの定番アイテムとなって行きます。実は、ウィングチップという名前は、アメリカで呼ばれている名前であり、発祥のイギリスでは、「フルブローグ」と呼ばれています。

伝統的なデザインは、トレンドに左右されず、昔も今も変わらないスタイルを誇り、こだわり抜いた高品質素材を用い作り続けるPALANCO（パランコ）。丈夫で長く履いて、風合いが味わえますので、履き潰すのではなく、履き馴染んでいく行程を楽しめるウイングチップシューズです。
品質、製法にこだわり、優れた技術力で生まれた靴は、履いてみるとその品質の良さを実感する納得の出来る長く愛用したいウィングチップレザーシューズです。