ずっと使いたいモノ、置いてます。

職人の技巧が随所に

縁取りの色合いと籐の組み合わせが絶妙なROBERT PANCANI（ロベルト パンカーニ）の【別注】ラタン×レザー バッグ。巧みな編み込み技術を持つROBERT PANCANI（ロベルト パンカーニ）が手がけたバッグは、繊細かつ大胆な作りで、毎日のスタイルに自然に馴染みながらも、圧倒的な存在感を放ちます。

籐とレザーの相性

ZUTTO（ズット）が色を選別して別注した【別注】ラタン×レザー バッグは、籐（ラタン）の本体にカーフレザーの持ち手が付いた仕様。天然素材の籐に、しっとりと柔らかく手に馴染むカーフレザーという相反する組み合わせによって味わい深くもあり、上品で現代的な印象を作っています。目を引くのが細やかな素材の編み込み。本体は籐を丁寧に編み込んでおり、どこか伝統工芸の趣深さを醸し出しています。本体の縁には色の付いたレーヨンの編み込み。異なる素材を使って、色でアクセントを付けることで、他にはない唯一のバッグとなっています。

籐は植物の中でも比較的柔軟性があり、複雑な曲線加工が可能です。それでいて重いものや衝撃に持ちこたえる強さがあるので、家具等に重宝されています。【別注】ラタン×レザー バッグの籐は、カゴメ編みと呼ばれる丸い空洞の空いた編み方になっており、縦・横・斜めと縦横無尽に走る編み目が美しい作りです。天然素材のため、ひとつひとつが微妙に異なる色合いを持ち、少々ラフな作りの部分が見られる場合がありますが、籐の持つ柔軟性と耐久性が十分に表れたバッグになっています。

【別注】ラタン×レザー バッグは、マチがしっかりとあり、それでいて口がパチンと閉まるので、日々持ち歩くバッグに最適です。こちらのLサイズは日々持ち歩くものがしっかりと入り、手提げとしても、肩にかけてもちょうど良いサイズ感。持ち手と端の編み込みの色を揃えたGREYは、青みのある色合いで清楚かつ爽やかな印象。きちんとしたフォーマルな場にもおすすめしたいバッグです。

中世から発展し続ける編み込みの技術

ROBERT PANCANI（ロベルト パンカーニ）は、イタリア・フィレンツェの工房で伝統的な編みの技術を用いたクラフト感のあるバッグを手がけるブランド。耐久性を増すために、縦糸と横糸を編み込む技法は大変古い歴史を持ち、イタリアのトスカーナ州の地区では中世500年代に既に藁を編み込む技術が高いレベルに達していたと言われています。その後、麦を編み込んだ製品がフィレンツェの象徴となりました。

高度な編み込みの技術が発達したフィレンツェで、父親の経営する藁素材を専門としたバッグ生産の会社で20年経験を積んだPancani兄弟は、今まで培った経験と知識を頼りにROBERT PANCANI（ロベルト パンカーニ）を立ち上げます。ハイブランドが軒を連ねる中、ROBERT PANCANI（ロベルト パンカーニ）は巧みな技術とデザインをもとに製品化に努めています。