ずっと使いたいモノ、置いてます。

ステッチを効かせた遊び心

便利な時代に住む私たちが毎日必ず持ち歩くものは限られてきますが、「鍵」もその一つです。お家の鍵、車の鍵、職場の鍵など、複数持つ方も多い鍵ですが、カバンの中で行方不明になってドアの前でガサガサとカバンをひっくり返すことになったり、剥き出しになった鍵でスマートフォンやお財布を引っ掻いてしまった、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。ARTS＆CRAFTSのKEY CASE（キーケース）はその可愛らしい見た目と使いやすさで、「鍵を使う」という日常のワンシーンをお洒落でスマートに見せてくれる、そんな存在になりそうです。

クラシックカジュアルな表情

こちらのKEY CASE（キーケース）は、革一枚仕立てのシンプルなデザインとコンパクトな手のひらサイズのキーケース。ころんとした見た目が可愛らしく、革色毎にステッチ色を効かせる事によって親しみやすいカジュアル感を演出しています。パーツはSWISS/amiiet社の6連キーホルダーを使用し、誠実で実直なものづくりを思わせます。バッグやボトムスのポケットに入れやすい大きさなので、男女問わず愛される絶妙なサイズ感です。

希少性のある、ヴァゲッタレザーの小物

素材のヴァケッタレザーは、1200年程前の9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる伝統的な皮革製造法で作り続けられてきた革です。ショルダーレザーの原皮をチェストナット（栗）やミモザから抽出されるベジタブルタンニンでゆっくりと時間をかけて鞣し、獣油を加えてナチュラルスムースに仕上げられたものです。こうして鞣された革は、使い込む程に味わいが出て、育てる楽しみがあります。この伝統的製法で作っているタンナーはトスカーナ地方に数社ありますが、KEY CASE（キーケース）はTEMPESTI（テンペスティ）社のELBAMATTと呼ばれる革を使っています。
そして、縫製のステッチは、綿ライクの8番手ポリエステルスパン糸をドイツ/シュミッツ社のオーバル針で5目/cmでミシン掛けし細かなハンドステッチ風の仕上げに。また、革の切り口部分は念引きをかけて染料を塗り磨き上げてあります。

使用する素材感の良さを生かすべく、敢えて裏地を付けない牛革一枚仕立てで上品なハンドクラフトを目指したKEY CASE（キーケース）は、贈りものにも最適です。カラーはOLIVE、TAN、YELLOW、NAVY、REDからお好みのものをお選びください。

「100年続く、モノコトを」

「100年続くモノコトを」をコンセプトに、考える人、作る人、使う人の想いを繫ぎ、ずっと長く使い続けられるモノを作り、語り継がれるコトを続けていくものづくりを行う、ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）。流行のあるものより、長く使い続けられるバッグのほうが、モノ、作り手、使い手、どの立場に立ってもプラスになると考え、生活と芸術を一致させようとした19世紀のウィリアム・モリスの用の美への考え方をバッグ作りに取り入れました。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、現代において使いやすい用の美とともに、環境に配慮した製造工程や地域の人々と行う社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

デザインが派手でなくても、手に取るとしっくり来る、自分らしく馴染んでいくから、つい毎日使いたくなってしまう。ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、そんな愛着の湧く魅力があります。
ハンドクラフトの商品というのは手間を要するからこそ、愛情を持って作られ長く大切に使われるのだと感じるブランドの製品です。