「コーディガン」は、コートとカーディガンと掛け合わせた造語で、カーディガンのような感覚で軽く羽織れるアウターのことを指します。カーディガンだとちょっと寒いけれど、まだ分厚いコートを着るには早い時期に活躍する、2つの良いとこ取りアイテムです。
さっと羽織れる、コーディガン
Bebrain(ビブレイン)のバランサーキュラー エアウェーブコーディガンは、素材を活かしたしなやかなドレープがゆったりと、美しいシルエットで落ちていきます。襟はショールカラータイプで、首の後ろに立ち上がりがあるので寒さをしのぎつつ、前のドレープへと綺麗なラインでつながっていきます。
ベルト付きなので、ウェストをきゅっと絞って前で結ぶと女性らしく、後ろで軽く結ぶと前のドレープが綺麗に出ます。ベルトをポケットに入れたり、はたまた左右に垂らしたままでも格好良く決まりますし、ベルトの使い方一つとっても印象が変わってスタイリングを楽しむことが出来ます。
着丈は110cmと長めで、身長158cmのモデルが着用するとくるぶしから上10cmほどの丈、袖は指の第二関節にかかるくらいの長さです。身長166cmの場合は膝とくるぶしの中間ほどの長さで、袖は指の付け根が隠れるほどのサイズ感です。袖はまくったり、少し上げて着て頂くとより馴染んだ印象になります。
バランサーキュラーという生地
バランサーキュラーは、丸和ニット株式会社が商標登録を持つ特殊ニットです。 縦糸にナイロンを成型し布帛とニットを融合させた”WOVEN KNIT”というもので、編み地でありながら見た目のしなやかさは織り物のような上品な印象です。
バランサーキュラーの特徴は、
・動きやすい:編み物の伸縮性があり、程良いテンション。身体に馴染む着心地の良さがあります。
・型崩れしにくい、シワになりにくい:素材の復元率が高いため、運動で生ずる生地の崩れが起きにくく、肘などの曲げる箇所も跡になりにくい素材です。
・ほつれにくいから、軽く仕上げられる:裁断するだけで、端処理をしなくても使えるのでその分縫い代や糸を必要とせず、結果軽いアイテムが出来上がります。
この特徴を最大限に活かして縫い代を0(ゼロ)に、裁断したパーツをつなぎ合わせる縫製テクニックを用いています。通常は縫い代が集まってごわつく肩まわり、背中の縫い目を見てみると、縫い代はなくフラットシーム。縫い代が肌に当たるストレスがなく、インナーの上に羽織った時にアームホールまわりでごわつくこともありません。コーディガンの袖・裾は素材裁ち切りですっきりとした仕上げになっています。
縫い代がなかったり、裁ち切りで使用出来る分、コーディガン全体がスマートフォン1台分軽くなっているというから驚きです。たっぷりと生地を使っているのに、着てみた時の軽さは驚きの一言。
素材を裁ち切りで使用するということは、裁断が全てだということ。綺麗に裁断していないと、縫い代がないためにごまかしがきかず、そこが難しい点でかつ職人技が求められるのだとか。
こちらのエアウェーブシリーズはバランサーキュラー生地に起毛をかけ、ふっくらと暖かに仕上げました。霜降りのような濃淡のあるグレーは、表情に奥行きを出していて素敵ですよね。他シリーズと違って、襟と前身頃を折り返しステッチを入れていますので、よりしっかりと襟が立ち、きりっと端正なシルエットになります。
今までにない、アイディアを具現化
Bebrain(ビブレイン)は、メリヤスの街と呼ばれる和歌山県で昭和9年に創業した丸和ニット株式会社のファクトリーブランドです。元々は肌着からのスタートでしたが技術の向上に伴い徐々にニットアウターの製造も行うようになっていきます。
バランサーキュラーは元々、独特の構造を持つ中古の編み機に偶然出会ったことからその素材作りが始まりました。縦糸が全コースに入る装置で組み立てられるという編み機で、縦糸の本数なんと1920本。元の機械が編み上げる生地には欠点があったために数年に渡る改良を経て、納得のいく生地を生み出すことに成功しました。
バランサーキュラーの特徴を活かすために立ち上げられたブランドがBebrain(ビブレイン)です。生地を他社へ卸すだけではなく自社ブランドを作った理由は、生地開発を行った自分たちが一番、その生地をどう使えば良いのか分かっているということからでした。
生地を作るだけでなく、その先の、洋服などのアイテムになった姿・着心地・使い心地までを理解することで更にそれを生地作りにまたフィードバック出来る、自分たちの感度を上げていくことが出来るという、絶えない情熱からきているのです。
サイズ | 肩幅:約39cm
身幅:約50cm 着丈:約93cm 袖丈:約58cm ベルト長さ:約196cm サイズガイドはこちら |
重量 | 約580g |
素材 | ウール94%、ナイロン6% |
生産国 | 日本 |
Bebrain(ビブレイン)は、メリヤスの街と呼ばれる和歌山県で昭和9年に創業した丸和ニット株式会社のファクトリーブランドです。元々は肌着からのスタートでしたが技術の向上に伴い徐々にニットアウターの製造も行うようになっていきます。
2000年に新しい編み機を模索している中で出会った特殊編み機に自社で改良を重ね、世界で自分たちにしかつくれないニット生地「バランサーキュラー」の開発に成功。自社にデザイナー、パタンナーを置きBebrain(ビブレイン)をスタートさせました。
ブランド名、Bebrain(ビブレイン)は「もっと頭と知恵を使おう」という意味。バランサーキュラーという生地を使って、今までにない新しいアイディアを製品化していこうという願いが込められています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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バランサーキュラー エアウェーブコーディガン(GREY) 期間限定、送料無料キャンペーン中! |
¥41,800(税込) |
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