ずっと使いたいモノ、置いてます。

人を印象づけるペンダント

人の手では再現することの出来ない形や色、質感。天然素材には自然が作り出す不思議な魅力が詰まっています。L’INDOCHINEUR（ランドシヌール）が手がけるバッファローホーン（水牛のツノ）のアクセサリーもまた、自然の力によって一点一点が異なる表情を持つことまでも魅力に感じることの出来る天然素材のアイテムです。

バッファローホーンの強さと美しさ

古くからアジアで広く生息してきたバッファローはベトナムで重宝されてきました。バッファローホーンはその高い強度から、カトラリーを始めとした日用道具の素材として扱われています。その一方で、バッファローホーンに美しさを加えるには特別な技術を要するといい、北ベトナムの村では代々その技術が受け継がれてきた歴史があります。

L’INDOCHINEUR（ランドシヌール）の作るバッファローホーンのアクセサリーはベトナムの職人が持つ技術を結集し、バッファローホーンを美しいアクセサリーへと作り上げています。その工程はひとつの製品に数ヶ月要するというのですから驚きです。

まず、ホーンの品質を見分けて用途別に分類。自然乾燥ののち、裁断、圧搾（あっさく）することで密度を高めていきます。再度裁断した後、加熱・成形・研磨という工程を踏み、ようやく製品となっていくのです。途中の塗装にも古くから続く象徴的な技術が使われています。ベトナム北部で採取した樹脂を新鮮な空気と日光で固め、透明なラッカーとし、製品に薄く塗布していきます。その後、ソフトサンディング（研磨）を施すことで、輝きを放つ美しい色合いが生まれていくのです。

サークルペンダント/349は上半分は磨き上げられたバッファローホーン、下半分はバッファローホーンと相性の良い色を塗装し、月を連想させるデザイン。バッファローホーンはうっすらとマーブル調になっており、ひとつひとつが異なる色を持っているのも、天然素材ならでは。アースカラーのような落ち着いたBLUEとORANGEの塗装になっているので、コーディネートしやすく、さらに非常に軽量なところもアクセサリーとして嬉しいポイントです。ワックスコットンのストラップは後ろで長さ調整が出来ます。

ベトナムの天然素材を伝えていく

L’INDOCHINEUR（ランドシヌール）の始まりは2002年のベトナム。もともとベトナムでは、強度があり、耐久性に優れたバッファローホーンを使ったスプーンやフォーク等のカトラリーが伝統的に作られてきました。ベトナムを訪れたフランス人のシャルル・クトリ（Charles COUTRIS）は、職人たちの並外れた技術に感銘を受け、彼らのものづくりに対する姿勢、職人技、また豊かな天然素材を広めていきたいという思いからスタートしたのが、L’INDOCHINEUR（ランドシヌール）です。

フェアトレードや環境問題にも取り組むL’INDOCHINEUR（ランドシヌール）は、ベトナムの職人たちに仕事を依頼し、彼らの生活や文化を支援しています。北ベトナムの限られた地域で、代々受け継がれる技術に敬意を表しながら、フランスのデザインを加えることで、現代の生活に潤いを与えるアイテムが作り出されています。