ずっと使いたいモノ、置いてます。

優しい雰囲気を醸し出す

日々私たちに寄り添うように身につける、アクセサリー。その素材やデザイン、カラー、サイズ次第で自分の印象を大きく変える力があることも、魅力の一つです。アクセサリーの素材としてはシルバーやゴールドなどの貴金属が一般的ですが、いずれもシャープで知的な印象になりがち。たまには柔らかな雰囲気を纏いたくもなるものです。そんな時おすすめしたいのは、優しい色合いと温かみが素敵な陶磁器のアクセサリー。

ぬくもり感じる陶磁器のピアス

こちらの「ピアス　かれん」は陶磁器で出来ています。アクセサリーの素材として陶磁器とはなかなかありませんが、ふんわりとしたナチュラルな装いにちょうど良く映え、休日のゆったりとした気分にも添う素材なのです。

花びらのように繊細でかれんなピアス。正円でない不揃いさもまた味で、本物のお花もまた完璧ではない美しさがあるもの。
桃・飴・藍・水灰、という色の名前も愛らしいのですが、それらの色は全て七窯社オリジナルの調合による色合いで、優しさと味わい溢れるなんとも絶妙なもの。花びらを模した放射線状の線の部分には色をあまり乗せず、1色だけでない奥行きのある色合いが生まれています。
中央のゴールドがお花を鮮やかに引き立て、素朴な雰囲気の中に野暮ったさを感じないのはこういった細かいデザインが効いているからなのでしょう。

70年続く、老舗タイル店より

七窯社（ななようしゃ）を展開する鈴木タイル店は、昭和24年に岐阜県の美濃地方に創業した、三代続く美濃焼タイルの老舗です。創業当初から3代に渡り、外壁や装飾タイルを製造し、カラフルでモダンな美濃焼タイルで建物を彩ってきました。 いわば、「暮らしの装飾」という立ち位置です。
そんな中で「装飾」を別の視点で捉え、人を彩るアクセサリーにその技術と伝統を発展していくことになったのは2014年のこと。ピアスやブローチ、ヘアアクセサリー、カフスなどが、淡い色彩・ソフトな素地・美しい釉薬の仕上がりなど美濃焼の特徴を生かして作られています。長年受け継がれてきた伝統と技術を生かし、多くの方々に、新しい「装飾」を提案している七窯社（ななようしゃ）。一点一点丁寧に職人の手によって焼き上げられたアクセサリーは、他にはない優しい空気をまとっています。