ずっと使いたいモノ、置いてます。

羽織りのようにまとう、リネンチュニック

インナーウエアやカットソーなど、毎日のお洒落に欠かせないアイテムこそ、贅沢な気分を味わえるものを。上質な日常着は大人にだけ許される特権かもしれません。肌にとろけるように馴染むカットソーを纏うことで、毎日のお洒落をより楽しむことができそうです。

天然素材のリネンの良さを感じて

暖かい季節の衣服として重宝するリネンのアイテム。リネン フレンチスリーブチュニックは丸みを帯びた首元とフレンチスリーブがワンポイントになったチュニックです。MAJESTIC FIRATURES（マジェスティック・フィラチュール）では、リネンの中でも最高級品と言われる北フランス産のものを使用。そのうち番手の細い糸をガーゼ天竺編みに織り、非常にソフトで軽い風合いに仕上げることで、肌に優しいフィット感を作り上げています。

天然素材の中でも抜群の吸湿、放湿性を誇るリネン。中空繊維のリネンは空気を含んでいるため、気温が高い場合は湿気を吸収するとともに熱を逃がし、衣服の中は涼しく保ちます。逆に気温が低い環境ではサーモスタットの役割を果たし、体温を維持。天然素材だからこそ出来る自然の温度調整です。また、リネンは細菌の繁殖を抑え、臭いも抑える殺菌作用があります。天然繊維のリネンは生分解性にも優れ、生産過程において農薬や化学肥料をほとんど必要としないことから、自然にも優しい素材。MAJESTIC FIRATURES（マジェスティック・フィラチュール）ではリネンの現地農場とともに最良の素材を使用しています。

リネンらしくややインナーが透けるデザインが涼しげ。裾は膝上丈で、薄手の羽織り感覚で身につけることが出来ます。デニムはもちろん、細身のチノパンや七分丈のパンツに合わせてみるのもおすすめ。薄手なのでアウターも重ねやすい作りになっています。

フランスの専業カットソーメーカー

MAJESTIC FIRATURES（マジェスティック・フィラチュール）は、1989年Roland ChellyとFranck Elliaの2人によって、フランス・パリで誕生しました。2人は着心地・肌触りにおいて究極のTシャツを作ろうと立ち上がり、仕立屋を家業とする家の出身のローランドの服作りの経験と、薬学について研究していたフランクならではの素材探求をものづくりに生かしていきました。当時のトップスといえばセーターかクラッシックなコットンのTシャツしか存在しておらず、特に綿とカシミアをブレンドした珍しいTシャツは非常に好評で、その後はトップメゾンのカットソー製造も請け負うことになります。1991年にオリジナルブランドをスタートさせてから、現在ではフランス国内の有名百貨店や直営店で取り扱いされています。

自社で糸の研究からコットン・カシミヤ・シルク・ビスコースなどの天然繊維を使った生地・製品化に至るまで全ての工程を行っています。様々な割合での編み立てや、独自の素材開発をすることで、高品質な生地作りに重点を置き、それはまるで「第二の皮膚」のように心地よく、着ていることを忘れさせるほど。非常に柔らかな材料を選択し、高品質で贅沢なカットソーを目指しています。耐久性にも重きを置いており、製品の伸びや磨耗、洗浄に対する反応や耐光性などを、独立した組織を持ち、テストを重ねています。

そのこだわりは素材に止まらず、カッティング、パターンまで。パリ20区にスタジオを持ち、サンプル制作のスタッフ（スタイリスト、パターンメーカー、カッターなどを含む）約50人で運営しています。製品はフランス・ポルトガルにある自社工場で生産されています。「ヨーロッパはまだ織物開発において非常に強い地域であることは間違いない。それは日本人でさえ、古いミシンを買うためにフランスに赴いていることもそうである。私たちは古い伝統を維持していかなければならないのです。」と語る2人の創業者は、ヨーロッパで製品を作り上げることに重きを置いています。