ずっと使いたいモノ、置いてます。

アイルランドの織物技術

寒さをしのぐためのアイディアとして世界で作られてきた天然繊維の織物。アイルランドという寒さの厳しい地域で発達した織物は、暖かさを作る独自の技術を今に伝えています。

軽くてアレンジしやすい

きめ細かくヘリンボーン柄が整然と織り上げられたスーパーソフトラムズウール　マフラーは、縦糸は柔らかな白、横糸にそれぞれの色糸を使い織られ、優しく軽やかな首回りの印象にさせてくれます。軽量で扱いやすいサイズのマフラー。しなやかな肌触りで、首に巻くとしっかりと形を保つ質感をもったスーパーソフトラムズウール　マフラーは、柔らかく上質なラムズウールと職人がひとつひとつ丁寧に織り上げた技術によるもの。その細やかさのおかげで光に当たると優しく光沢を放ちます。

薄手に見えるのに、肩にかけるだけでもホカホカとした暖かさを感じられるのは、まさに厳しい冬の寒さを乗り越えたラムの毛という天然繊維の賜物。デザインは自社で行い、縦糸を白色に統一することで、独自のデザインと品質を保ちながらも効率的な製造を可能にしています。

スーパーソフトラムズウール　マフラーは十分な長さがあるので、様々な巻き方を楽しむことが出来ます。ざっくりとぐるぐる巻いてもボリューミーでおしゃれですし、きちんと折ってフリンジが手前に来るように首に巻いたり、結び目をあえて前に持ってきても素敵。マフラー自体は軽いので、気兼ねなくアレンジを楽しめるのが嬉しいですね。また、冬の贈りものとしてクリスマスプレゼントに選ぶのもおすすめ。身につけると心までぽかぽか温まるような、そんな贈りものになります。

アイルランドの寒さを乗り越えて

アイルランドの最北に位置するドニゴール州の海辺の村、ダウニングで1950年に創業したMcNutt（マクナット）。ドニゴール州は、大西洋からの風と雨が毎年数ヶ月に渡り吹き荒れるため、その風雨から身を守るために、ツイードとカラフルなウールの羽織りもの産業が発達してきた地域として知られています。

McNutt（マクナット）は、ツイードやニット製品づくりに携わっていた母親のもとに生まれたビル・マクニュットがスコットランドで織物を学んだ後に設立したファブリックブランド。老舗であっても素材や製造を海外に移していくファクトリーが多い中、McNutt（マクナット）は60年以上、素材調達から製造までを国内で行い、家族経営のファクトリーで生産しています。

1960年代には、アイルランドの航空会社（Aer Lingus）に制服を提供したり、1970年代初頭には、手織りのツイードをファッションブランドKENZOに提供するなど、ドネガルツイードの製造が盛んな時期にファクトリーは大きく成長し、世界中で製品を手に取られるようになりました。現在は三代目がファクトリーを引き継いでおり、伝統的な織物技術の継承に尽力しています。